2020.09.22 Tuesday
6−3 対横浜DeNA ベイのミスを他山の石とせよ!
致命的なミスが、ベイに出て、タイガースのミスを消して、勝利をもたらした。
4回の戸柱の打球を、木浪がフェンブルして取り損ない、ダブルプレーでチェンジが、1死1、3塁に転じた。 初回にも無死満塁のピンチを凌いでいる遥人、坂本のバッテリーとっては、ここをチェンジで切り抜け、次の5回を下位の柴田、ピッチャーの坂本という打順で迎え、勝利投手の権利まで持っていきたいと思っていたところじゃないか? 58球で、5回を迎えるところ、このピンチで67球で5回に入らなければいけなくなった。 しかも5回は1番の梶谷から上位に回わる濃い打順になる。 遥人は、先頭の梶谷を出すと、ソトの一発を警戒しすぎて四球で無死1、2塁となる。 ここでバッテリーはオースティンに対し、内角にカットボールでゴロを打たせゲッツーを考えていたのだろう。 内角の低めに入れなくてはいけないボールが、真ん中の高さに浮いたところを、見事に仕留められた。 初球の対応から、内角は読まれている気がしたので、2球目は一回外角に外してからでもよかったが、同じ球を続けるなら、2球目は、より厳しいコースに行かなくてはいけない。それが、1球目より甘く入れば、オースティンクラスになれば仕留められる。 これも、アウトをちゃんと取らなかった故、打順の巡り、遥人の球数、ピンチでの精神的疲れが招いた結果だといける。 通常なら、こう言うミスをしたこととで許した逆転は、そのまま敗戦に繋がる。 それが、そうならないのはベイもタイガースに負けず劣らずミスをしてくれるものだから、タイガースも再逆転ができてしまう。 8回、先頭の代打陽川のヒットで無死のランナーが出ると、近本に送りバントを命ずる。 陽川に代走江越を送っており、足のある近本だけに、打てせてもゲッツーはないんじゃないか? まして、バントがあまり上手くない近素だ。 せめて、セーフティという選択肢であってよかったと思う。 案の定、近本のバントは、投手正面、これで2封されて1死1塁からやり直しかと思われた。 矢野監督にすれば、そうなれば近本を走らせてと考えていたのかもしれないが、それはそれでリスクは大きい。 だが、ここでベイの石田がセカンドへの送球を逸らしてしまい、1、2塁ともセーフにしてしまう。 タイガースの失敗を逆に成功へ転じてくれるのだから、優しさこの上ない。 次の糸原にもバント。 これが、なんと1塁線へのバントをするから驚きだ。 普通、サードに取らせるべく、3塁方向にするのがセオリーやろ。 元々、バントが下手で、この間も失敗している糸原は、なんとしてもという気持ちだけで、セオリーなんて考えてもいないのだろう。 ベイのファーストのソトの突っ込みが足りなかったので助かったが、ノーバン、ショーバンの際どい取り方をされれば、ダブルプレーもあり得る打球だった。 それもベイの守備に助けられ、無事1死2、3塁のチャンスを作ることができた。 この後、内外野とも前進させ、1点も失いたくないと言う守備を敷かれた、外野の上を越す糸井のタイムリーが出て、タイガースは勝つことができた。 まさに、ベイに勝たせていただいた勝利。 この試合を見ていて、讀賣の選手やファンは、今日のベイをみる様な目でタイガースをmているんだろうなぁ、と思った。 黙って見てれば、勝手にミスして転んでくれる。 これほど、御し易い相手はいない。 讀賣は、そんなチームが2、3位で追いかける位置にいるんだから、楽だろうなぁ。 昨日今日のベイを他山の石として、タイガースは自分のこととして、反省し、練習に励んで欲しい。 讀賣には、今日のタイガースがベイを見ている様な目で毎回見られていると言うことを自覚せよ! ぐぁんばれ!タイガース |