2020.09.25 Friday
3−6 対東京ヤクルト コロナ禍に散る
タイガースの主力5人(浜地、糸原、陽川、岩貞、馬場)がコロナ陽性。
岩崎、小川が濃厚接触者。 福留、木浪、江越、小林が球団による濃厚接触者扱いで都合10名を登録抹消。 完全な外出禁止の予防処置をしている球団もある中、タイガースは、遠征中条件付きで日にちを限定し、外食を認めていたと言う。 最初に藤浪ら、3人の陽性者を出し、それもタニマチとの会食(パーティ)参加ということで球団の管理体制の甘さを言われた中で、今回の処置はどうだったのだろう。 そうであるなら、12球団一厳しい規制を設けていても不思議ではないはず。 それが、この程度の規制で済ませて、尚且つ福留初め8名が、その規制をも外れる会食をしていたとなると、またもタイガースの管理体制の甘さ、脇の甘さを言われるに違いない。 責められるのは、感染してしまったことではなく、感染までの過程で、いかに感染を防ごうという努力をしてきたかということじゃないか? その点で、タイガースは責められても仕方がない。 亡き星野監督が今タイガースの監督であったら、こういう事態になったのだろうか? 岡田監督のもとで、同じ様なことが起きたのだろうか? やはり、その後のタイガースの体質が、温く、緩くなってきた証じゃないか。 それが今のチーム力、エラーの多さが改善されない、若手?が伸び悩んでいる、そういう面にも現れている様に感じる。 こうなったら、不謹慎かもしれんが星野さんの墓でも掘り起こして、カミナリを落としてもらわんと、改善できんのではないか、と思ってしまう。 急遽10人の抹消に合わせて、9人を登録。 岩貞、岩崎の勝ちゲームの左ピッチャーがいないことで、再度能見が登録。 しかし、能見しかいないのが痛い。 能見の今季の被本塁打率は、かなり高いんじゃないか? 出てくるたびに一発を喰らっている様に見える。 島本も投げる目処が立たない中、2軍ではガルシア、呂の外人組。先日抹消の岩田、新人の及川。 ガルシアには、中継ぎ適性があるかもしれんが、外国人枠もある。2軍で好調な呂も外人枠の問題がある。 ボーア、サンズ、スアレスは、動かせない。 残り2枠をガンケル、ガルシア(または、呂)で回すことも考えないと、ガンケル、呂を先発で、登録抹消を繰り返すか、ガンケルのみ先発で、ガルシアを中継ぎ(ガンケル先発の際は、ベンチ入りできず)先発後抹消し、呂を中継ぎ起用する。 どうしてもいなければ、横山、石井の育成を選手登録し起用を考えるしかない。 セカンド、ショートが空いたのは、植田。小幡には大きなチャンス。 この日、荒木がセカンド2番で起用されたが、先のこと考えたら植田を2番で起用して欲しかった。 近本、植田の快速1,2番というのも見て見たい。 植田も自分の役割を意識しながら、何をすべきか勉強するいい機会になるんじゃないかな? ショートは、小幡と北條の巻き返しに期待。 実際木浪も230くらいしか打っていない。 小幡にしろ、北條にしろ、まだまだ奪い取るチャンスはいくらでもある。 逆に言えば、これを機に、讀賣追撃という絵空事から、来季を見据えて闘うきっかけにすることができる。 今日の坂本のスクイズ失敗。 大山が挟まれる間に、ボーアがサードにいけなかった失敗。 そういう失敗の数々を、ベンチと選手が一体となって、その原因を突き詰め、同じ過ちをしないための準備をするきっかけにする。 それは、コロナ禍の対策に通じる。 フロントも、同じ失敗を何度もする様な真似はやめて、どうしたら失敗しないかを真剣に考えて対策すべき。 そういう姿勢を見せることが、温く、緩い体質を変えていくことになるんだから。 そうでないと、星野さんが怒って化けて出てくるぞ! ぐぁんばれ!タイガース |