2020.10.05 Monday
6−1 対讀賣 遥人プロ初完投、大山24号
まぁ、この試合に遥人を中5日で投げさす意味が薄れた中、14奪三振を奪って、プロ入り初完投を遂げた遥人には、拍手を送るしかない。
また、坂本のリードも良かった様に見える。 前回の原口と組んだ時に比べると、先を見据えた坂本のリードが遥人に上手くフィットし、好結果に結びついた。 原口は、目の前の打者を常に全力で抑え込む様なリードをするが、坂本は、試合を9イニングから逆算して、打順の1巡目、2巡目と言う巡りも合わせて、長期的スパンで考えてのリードをする。 梅野は、打者の弱点を突きながら、割と安全策をとったリードになる。 遥人にとっては、坂本のリードが合っていたと言うことなのかもしれない。 打つ方では、不調の両外人をスタメンから外して、4番に大山、ファーストに原口、レフトに高山を起用した布陣を敷いた。 流石に、このところの両外人の不調には、休養を含めて、こう言う布陣を取らざる得なかったってことなのか? 来季を見据えて、高山の起用を考えたのか? 来季を見据えるのなら、不調の北條に代えて植田の起用も考えて欲しいところだ。 北條や小幡に対するチャンスの与え方に比べて、植田のチャンスが少ない様に感じる。 それでも、大山が決勝の2ランを放ち、岡本にならんで24本でホームランダービーのトップに並んだ。 まだまだ、村上も量産体制に入ってきているし、ソトも上昇気配であるため、2人のマッチレースとはいかないだろうが、現在トップに立っているのは、それなりに意味がある。 特に、日本一ホームランが出にくい甲子園を本拠地として、ホームランダービーのトップに立った大山は、今の時点で十分に誇って良い。 残り、29試合で何本上積みできるかだが、最低6本で30本はクリアしてもらいたい。 その上でタイトルが取れれば、最高なのだが。 それが来季につながる。 今日は、遥人のピッチングと大山のバッティングに来季の明かりを見ることができた。 それと近本が3割をクリアしてくれれば、それも来季に繋がる。 ぐぁんばれ!タイガース |