2021.04.28 Wednesday
1−6 対中日 チームが下降線に入りつつある今、できること
開幕以来、投打が噛み合って、いい状態できたタイガースであったが、先週の讀賣戦に負け越して以来、チームとしては下降線で、投打が噛み合わなくなってきている。
讀賣戦の秋山、横浜戦の藤浪と、ピッチャーが早い回で、降板する試合が続き、エラーもでできて、3連敗。 その後は、新人の伊藤将の好投と横浜の状態の悪さに助けられ、辛うじて勝ち越しできた。 それでも、バンテリンドームが苦手であり、苦手大野に初白星を献上し、西の好投を見殺しの昨日の試合。 そうして迎えた今日の試合は、ある意味今シーズンの試金石となる試合だった。 今年も、バンテリンドームを苦手とするのか、このまま貧打タイガースに戻ってしまうのか? 試合は、勝野に、昨日の大野ばりに抑えられ、青柳が今日も木下と根尾に打たれ2失点。 どうも、タイガースは特定の打者に打たれる。 去年から、何度木下にやられれば気が済むんだか? それに今年は根尾を加える気なんだろうか? 青柳も折角いいピッチングをしているのに、木下への投球は繊細さを欠いた物だった。 こういう細かいところができないと、勝ち越して貯金ができるピッチャーにはなれない。 そうして、やっと作った8回のチャンス。 チーム状況が良かった時なら、なんの策も弄せずとも逆転していたろう。 でも、今のチーム状態では、策を講じないと難しい。 1点取って、尚1死、1、3塁のチャンスだ。 バッターがサンズで、ゲッツーを遅れて、1塁ランナーの大山を中野に代えた。 そこまでするなら、中野を走らせてセカンドに生かせるまで、サンズには待てのサインを出すべき。 中野がアウトになればしょうがないし、そうなればサンスにフリーに打たす。 サンズは、2球目の甘いシュートを引っ掛けて、遅れていたダブルプレーに終わり、チャンスが潰えた。 ここは、最低限同点として、今日感じがいいバッティングをしていた佐藤輝にかけるべき場面。 サンズには、悪いが盗塁を仕掛けるまで待て、中野には、早い段階で盗塁を仕掛ける策を講ずるべき場面だった。 結局、ここで追いつけなかったツケが、岩貞でダメおしの4点を取られることになる。 3点以上取れない、貧打線の中日に6点も取られることになったのは、タイガースが下降線に入っている証でもある。 これで、今季最初のバンテリンドームは、負け越しが決まった。 後は、なんとか3タテされることは逃れたい。 そうなれば、完全に下降線の極みだ。 そういう時だからこそ、やれることはなんでもやろう。 できることは、きっちりとやろう。 ぐぁんばれ!タイガース |