2021.05.13 Thursday
2−1 対中日 ハッピー・サンズ そして熊谷が居場所を決めた
こういうところで打つ、勝負強さがサンズの存在価値。
率は、もっと打っている感じはあるが、270くらいだし、足が遅いためゲッツーも多い。 それでも、ここというところで一発打ってくれている印象が強いから、それを補って余りある活躍に思える。 まぁ、ファンをハッピーにしてくれるサンズの一撃は、これからもお願いしたいもんだ。 試合は、いつもの中日線と同様、底スコアの接戦、重い展開。 好投の秋山が、木下に許した一発の1点のみの重苦しい試合。(なんで木下に毎回やられる?) この苦しさを破ったのが、代走・熊谷の盗塁。 表のヒーローがサンズなら、陰のヒーローは熊谷だと思う。 熊谷は、その盗塁の能力の高さをアピールし、1軍の代走枠の位置をしっかり確保した。 大卒4年目。 1軍の居場所がなければ、そろそろやばくなる時期に、熊谷も必死なんだろう。 今年は、目つきが違う。 どうしても代走で、自分の居場所を掴もうとする、ギラギラした姿勢が見える。 今シーズン開幕まで、その場所は、江越と植田海の物であったが、その二人が故障でいない間に、熊谷がその場所を取って代わった。 今日の試合でも、一昨日の試合でも、1球目から盗塁を決められる、そういう準備をして来ている。 あの熊谷の盗塁が、近本の同点タイムリーを呼び、一昨日の糸原の同点打を呼んでいる。 今日で5盗塁。 代走だけで、20以上の盗塁を重ね、スペシャリストとしての地位を築くシーズンになればいい。 欠かせないパーツになりつつある。 植田海もうかうかしていられない。 一昨年には、植田海がそのポジションを手中にしていたのだから、ここから巻き返せる様がんばれ! 飛び道具が2枚あると終盤の攻撃に厚みができる。 走るまくる、超積極的野球が矢野タイガースの看板なんだから。 さぁ、再びドームのジャイアンツ戦。 ロハスJrは、ちょっと今の状態では厳しいか? 勝ちに行くなら、右の時に糸井、左に陽川の方がいい様に思える。 まぁ、アルカンタラの時は、必然的にそうなるんだろうが、この3連戦では、ロハスJrは、控えに回って、ベンチで日本野球を研究した方がいい様に思える。 交流戦の時に、ベストになればいいんだから、焦る必要はない。 ぐぁんばれ!タイガース |