2021.06.01 Tuesday
2−5 対オリックス こういう試合をしていると、沈んでいくぞ!
本当なら、Tー岡田の三振で8回は無得点。
タイガースのペースになる試合。 それをエラーで杉本を生かしたために、2死1、2塁で安達を迎える事になった。 後から考えれば、安達に打たれた後、福田を歩かせ満塁で馬場へスイッチするなら、この安達を迎えた場面で、馬場へのスイッチを考えたほうがよかったか? 安達が右であることもあるが、岩崎への信頼度がこの交流戦で下がっていることもある。 エラーがなく、Tー岡田で終わっていれば、岩崎の自信回復にもなったが、そこで終えられなかったのだから、万全を記す意味でも、ここでスイッチが最善手であったかも知れない。 やっぱり、ショート小幡でセカンド中野の方がいい様に思う。 中野の守備は、ファインプレーもあるが、ミスも多い。 二人ともショートが本職とはいえ、肩の強さを考えると小幡の方が適任じゃないかな。 それより、初回の無死2塁の場面だ。 近本の打球がポテンに近い、ラッキーな2ベースになった場面。 送りバントが苦手な中野に、バントのサイン。 これって、どうなんだろう? 立ち上がりの山岡は、このところ調子が悪く不安いっぱいでの初回の投球。 しかも、近本のラッキー(山岡には不運)な2ベースで得点圏にランナーを背負った。 ここでバントして、無条件でアウトを与える作戦がいいか、どうか? ピッチャーは、どんな形であれアウトが刻まれると、落ち着くことがある。 山岡にとっては、送りバントは、逆にありがたかったんだろう。 しかも、それを失敗して、結局三振だから、最高の形でワンアウトが取れた。 タイガースも、交流戦の戦い方として、初回1点を先取すれば、そのまま逃げ切れるとは思っていないはず。 パリーグの打線相手にセーフティリードなどないことは、先週の戦いで十分わかっているはずだ。 それを、ここで先取点に拘って、1点を取りに行く意味があるのだろうか? 中野にヒッティングで、複数点を狙う様な攻撃こそベストでは、なかったか? 例え中野がアウトになっても、いい当りをされれば、山岡の不安は大きくなり、逆に落ち着かなくなるだろう。 それをミスミス立ち直れる様、バントのサインを出してしまった。 山岡を立ち直らせてしまったことこそ、今日の敗因だった。 こういう作戦をしていると、交流戦での成績は上がってこない。 逆に交流戦で貯金を吐き出し、沈み込む事になる。 今週は、後半は王者ホークスとだ。 オリックスに負け越す様では、先々不安しかない。 明日は、宮城とはいえ、確実に勝っていかないと、本当にヤバイ事になる。 秋山の好投に期待したい。 ぐぁんばれ!タイガース |