2021.06.06 Sunday
3−8 対福岡ソフトバンク 連敗でオセロ脱出してどうする
日曜日の連勝も、オセロ状態も連敗して、終わりを告げた。
ガンケルが、頭痛と喉の痛みを訴え、先発を回避し、急遽西純矢を登録し先発。 西には気の毒な事だっったかも知れないが、ある意味チャンスでもあったが、やはりホークスには通用しなかった。 キャンプから見ていて、西純矢は、高校時代の荒々しさは影を潜め、ある意味まとまって来ている。 ただし、球速も145kmくらいで、150kmオーバーで力で押さえ込む様なピッチングはできない。 まぁ、ホークスにとっては、お誂えのピッチャーに映ったんじゃないだろうか? この人選も、間違いがなかったんだろうか? 中途半端な球威の本格派ピッチャーは、パリーグには通用しない。 思い切って、藤浪の選択肢はなかったか? あるいは、このところ登板機会がなかった斎藤という手もあったんじゃなかったか? 斎藤は、西の後4回から登板する事になったが、ポンポンとアウトにとり、最後の3人目の三森もサードゴロに打ち取ったもの。 これを大山が、ファーストへ高投し、マルテもキャッチしきれず、結果悪送球で生かしてしまった。 本来、ここで三者凡退にとって、流れを帰るべきピッチングができていたものを、味方が足を引っ張ってしまった。 こういうエラーは、得手して得点に結びつく。 結局三森に盗塁を許した後、今宮にタイムリーを許し、初回からの追加得点を与える事になった。 しかし、今宮にストレートで追い込んでおきながら、ランナーがセカンドに行った途端、変化球責めにしたのは、どういう事だろう。 ランナーの盗塁を警戒してのストレートということだけだったのだろうか? 斎藤の球威なら、十分今宮を押し込んでしまうことが可能である様に見えた。 先の西武戦もそうだが、タイガース投手陣の中では、パリーグの打線を力で押し込める数少ないピッチャーの一人だ。 それを使わず、変化球一辺倒のピッチングになり、最後のスライダーを上手く合わされた。 これも配給ミスと言えるんじゃないだろうか? 結局この1点が、ホークスの和田を楽にし、タイガースに焦りを呼んで、反撃の気概を奪っていった。 次の5回の追加点も、ワイルドピッチ(パスボール?)で献上したもの。 その球もスライダーの投げ損ね。 どうもパリーグの打者は、ストレートに強いから、変化球でコーナーを攻めないとという固定観念に縛られている。 いかにパリーグのバッターでも、本当に威力のあるストレートを弾き返すには、それなりに力のあるバッターが、ある程度狙いを絞ってないと打てるもんじゃない。 だから、パリーグは、力勝負で、勝ったり負けたりしているんだということをもう一度肝に命ずるべき。 斎藤に続いてマウンドに上がった及川も、いいピッチングだった。 ただし3イニング目に入る、7回は少しコントロールのブレと球が高めに浮き出した。 連投ということもあるが、スタミナ面の課題は残るか? これをクリアできれば、一度先発させてみることも考えていい。 大体、先頭を四球出出したのは、悪いが、そのランナー(代走周東)の盗塁をセカンドへ悪送球で、3塁までやったのも、3点目の今宮のショートゴロをエラーしたのも、みんな味方に足を引っ張られたもので、三森にストレートを狙い撃たれた様にスリーベースを打たれた以外は、ストレートは、打たれていない。 試合は一方的になったものの、全てはミス、エラー絡みで、初回の3点で止まっていってもおかしくはない内容。 特に斎藤と及川は自信にすれこそ、決して恥じる内容ではなかった。 これからも一段ずつレベルアップし、貴重な戦力になってほしい。 しかし、最後のマルテと佐藤輝のホームランは、遅すぎのきらいはあったものの、なんの見せ場もなかったファンには、いいプレゼントにはなった。 特に佐藤輝のホームランを見られたのは、よかったんじゃないか。 ホームでの6連戦を2勝4敗と負け越し、都合5勝7敗で、最終週の遠征に出る。 日ハムも讀賣に勝ち越し、気勢が上がっているやろうし、楽天も表ローテでマー君とか新人早川とかが待っている。 決して楽ではない戦いが待っている。 せめて、交流戦を5割で乗り切るには、この遠征を4勝2敗以上で行かんといけなくなった。 日ハムの3戦目の先発をどうするか。 アルカンタラを中継ぎに配置転換とか言っていたが、もう一度先発で行かすか。 楽天との3戦目。 ガンケルは行けるようになるのか、また代役が必要か? ここの采配で、明暗を分けるかも知れない。 まぁ、パリーグの本拠地なのでDHが使えるから、サード佐藤輝、ファースト大山、ライト糸井でマルテをDHという布陣が敷けるので、これは守りを含めて、攻撃面でのプラスにはなる。 あとは、藤浪がどれくらい昨日してくれるのか。 そこで、交流戦の結果が変わってくるだろう。 ぐぁんばれ!タイガース |