2021.10.23 Saturday
1−1 対広島 髪の毛1本ほどの、希望を坂本誠志郎が繋ぐ
しかし、昨日のヤクルト対広島が中止になったのは、痛い。
下降期に入ってきただろうヤクルトと、CSの望みをかけたカープだ、もう1試合、ヤクルトを下す可能性はあった。 その状態で、菅野が先発する讀賣に足をすくわれることになれば、いよいよプレッシャーでがんじがらめになる。 そういう絵が描けたんだが、雨天中止になった。 これで、広島が次にヤクルトにあたる時には、CSの結果が出ている(タイガースが広島に勝たなくてはならないから)だろうから、ヤクルトに勝つという目標が薄れてしまう。 隣の横浜は試合を行っただけに、調子落ちのヤクルトサイドが、水を開けたか? そうした後の一戦。 昼間の試合で、讀賣がヤクルトを下して、広島のCSの望みは絶たれた。 少しは、気落ちして、チャンスかとも思えたが、先発の森下は、まだ2桁勝利の希望がある為、この試合に全力で向かってくる。 やばいことに、次の九里も最多勝を争っているから、これまた全力で向かってくる。 なんか、前日の中止が、タイガースに嫌な物を持ち込ませてきたもんだ。 この試合、タイガースは近本を欠いた。 選手会長の近本、キャプテンの大山が、共にスタメンにいないメンバーで闘う。 しかし、高山は何やってるんだろうか? こういう時にいてくれてこその高山なんだが・・・・・。 その心許ない打線で、森下を打つのは難しい。 森下に完璧までにお抑えられ、先発の秋山もよく頑張ってはいたが、宇草のラッキなー2ベースと、西川の悪球打で1点を失ったのが、大きくのしかかってきた。 そんな中、7回にロハスが粘って四球、佐藤輝のポテンに近い当たりで1、3塁のチャンスを掴む。 ここでバッターは、坂本。 代打を出すという考えもあるが、前の試合で坂本に代打を出して失敗している。 この終盤に坂本を捕手に据えて、勝ち出した、ある意味ラッキーボーイの要素がある。 これは、このまま打たしたほうがいい。 その思いは、ベンチも一緒だったか? その思いに応える様に、坂本が同点のタイムリー。 これが値千金の一打になり、絶好調の森下相手に引き分けに持ち込むことができた。 まぁ、それでもヤクルトのマジックは変わらないんだけど、これで少しばかりの希望が繋がっていく。 明日の試合を勝って、ヤクルトが再び讀賣に屈してくれれば、面白くなる。 その為には、デーゲームでタイガースが勝つことが先決だ。 大体、期待を持たせて、その期待を抱くと、裏切るタイガース・スタイル。 まぁ、期待せず、冷めた目で見ている事にしよう。 だって、可能性は髪の毛1本ほどなんだから・・・・。 ぐぁんばれ!タイガース |