2022.06.11 Saturday
3 −2 対オリックス 熊谷の神走塁で延長戦を制したものの
山本由伸相手の試合。
初回に島田のエラーから、失点した時には、もうこの試合の結果が見えたように思えた。 案の定、山本由伸に手も足も出なく、大山も封じられ、得点を挙げられる気配すらなかった。 挙句、5回には、決定的とも言える追加点を取られて、16度目の完封負けを覚悟したくらいだ。 バファローズは、山本由伸が先発だけに、1点を確実に挙げる野球を見せて、確実に2得点。 それが、延長でタイガースに得点をゆるした、11回の裏。 1死1、3塁で福田になんの策もなく打たせて、内野フライに終わった攻撃は、理解に苦しむし、かなり助かった。 対してタイガースは、8回まで、出したランナーは、全て2アウトからで、チャンスらしいチャンスはなく、強いていえば、5回に2アウトから、島田、中野の連打(中野はポテンだけど)作った1、2塁だけだけそ、ここも近本が簡単に打ち取られた。 ここまでは、なす術もなく、ベンチから指示する隙もなかったと言う状態。 まぁ、試合中には出来ないが、シーズン前には、こう言うピッチャーに対して、どう攻略していくのか、そう言う準備はできたはずだが、そんな練習はしてきていない。 決勝点を挙げた11回だって、熊谷の神走塁で1点挙げた後、ロハス四球、糸井のヒットで1死1、3塁のチャンス。 表の攻撃だけに、ここでもう1点取るのと取らないのでは、大きな違いがある。 山本は、自分が何をしなくてはいけないのかわかっていたんだろうか? ベンチも、山本に何をしなくてはいけないか、選手任せにせず、ちゃんと指示を出すべき場面やろ。 山本は、讀賣の時から、こう言う場面で、功を急いで、失敗することがある。 たまに起用される身だけに、この場面「打ちたい、打ちたい」と言う気持ちが先立ってしまう。 そう言う場面だからこそ、ベンチが、今期待していること、何をすべきかを、ちゃんと指示しなくてはいけない。 思い切って、スクイズのサインを出してやってもいい。 まぁ、その度胸があるベンチじゃないだろうが・・・。 11回の裏、バファローズが同じように福田に、指示なしで無得点に終わったからよかったが、あそこで何か策を講じられていれば、同点になり、勝敗はわからなかった。 そうなれば、あの山本の打撃、ベンチの無策は、問題になっただろう。 あの、熊谷の神走塁も無にしてしまった可能性もあったということだ。 確かに、熊谷の走塁は見事だったし、あそこでスタートを切れる度胸も見上げたものだ。 また、ホームまで行かせた藤本サードコーチの判断も良かった。 そう言ういい部分は、これからも伸ばしていけばいいし、武器となるぶぶんだろう。 ただ、それだけでなく、ダメな部分は、ダメだと認め、反省して、是正していかなくてはいけない。 そう言う部分で、交流戦もスワローズの後塵を拝し、去年のペナントレースでも後塵を拝した。 そこにベンチが気づくかどうか? ぐぁんばれ!タイガース |