2022.08.07 Sunday
7−5 対広島 諦めて、見える活路もある
前日のお返し、3点差からの逆転勝利。
対広島では、珍しい展開。 今シーズン、こう言う形でカープに勝つのは初めてじゃないか? まぁ、何はともあれ、このカードの今シーズン初めての勝ち越しを決めた。 しかし、序盤3点リードされた時は、またいつものパターンかと思ったわ。 特に、4回の1死2、3塁で、中野が最も簡単に初球を打ち上げたバッティングを見た時、「こりゃ、ダメだわ。」と思った。 転がせば、確実に1点は入る場面。 その初球を、なんの考えもなしに、無気力とも見えるスィングで、簡単に打ち上げてしまう。 こう言うところが、一時が万事なんだよね。 こう言う場面で、バッターは、何を考えて、バッティングをするか。 どうしたら、確実に得点を取れるのか。 そう言う教育を怠っているからでしょ。 特に、中野のようなバッターは、尚更だ。 2年目だからとか、そう言う問題じゃなく、チームとしてどう機能させていくのか、そう言う指導が欠落している。 選手の自主性って言葉を隠れ蓑にした、首脳陣の怠慢以外の何者でもない。 中野は、5回の同点に追いついた後、更に逆転となるチャンスに、内角のボール球を打たされ、チャンスを失っている。 今、中野は、昨日のエラーもあり、功を急いでいる。 あの場面で、どう言う状況で、何を待って、どう言うことを求められているのか、自分役割を見失っている。 日ハムの新庄BigBossなら、4回のバッティングで懲罰交代だろうし、こう言うバッティングをしていたら、一生レギュラーにはなれないと、苦言を呈しているだろう。 その後、8回に島田がタイムリーで勝ち越せたから良かったものの、いつものごとく終盤にカープに勝ち越されていれば、この中野のバッティング、2打席が敗因となっていただろう。 勝った時こそ、首脳陣がちゃんと指摘して、指導しておかないといけない。 まぁ、、チームとしては、前日の負けが、ある意味開き直りに通じたのかもしれない。 この日の抑えは、ケラーを投入。 7回は岩貞で繋いで、浜地と岩崎を休ませた。 これで、なんとかカープに勝ち越し。 ヤクルトの3戦目と昨日の試合、これを勝っていれば、まさしくドラマの幕開けになっただろうが、死んだ子の歳を数えるのと同じだ。 一度、諦めてフラットな目で見て、目先の試合に勝つために必要なこと、勝つために何をすべきか、しっかり考えて、残り試合を戦いたい。 その中で、見える活路もあるかもしれない。 ぐぁんばれ!タイガース |