2023.04.27 Thursday
15−0 対讀賣 伊藤将の初登板を大量援護で完封勝利
前日の佐藤輝の1号が、タイガース打線を呼び起こしたか?
佐藤輝が打つと打線が繋がる。 佐藤輝が打つと打線が活気付く。 新人の時から、そう言う傾向にある。 負けたとはいえ、前日の佐藤輝の一発は、タイガース打線を呼び起こす、導火線になったんじゃないか。 この日は、左肩の不具合から開幕ローテを外れていた伊藤将の初登板。 相性のいい甲子園、対讀賣とはいえ、しっかり援護してやりたい。 また、雨で1試合流しているため、このカードは2連戦。 1勝1敗の五分で終えるのと、2連敗で貯金がなくなるのでは、大違いだ。 その伊藤将は、故障明けを感じさせない完璧な立ち上がり。 村上に続いて5回1死までパーフェクト。 8回にウォーカーに2本目のヒットを許すまで、この1安打で無四球の好投。 結局、9回を完投して、許したヒット2本、無四球で完封という見事なピッチングを見せた。 この伊藤将の好投も、大量援護で、余裕のあるピッチングができたこともある。 2回に井上の2ベースで作ったチャンスに坂本が先制タイムリー。 前日の2番に入って、ブレーキとなった梅野に代わってマスクを被った坂本の先制打。 これで、当分坂本がマスクを被る試合が増えるように思う。 ただ、この1点で終わらず、すかさず木浪が犠牲フライで2点目を挙げ、伊藤将を援護した。 ここで、ピッチャーの伊藤将まで打順を回した事が次の回に生きる。 またこの回の攻撃の起点も、佐藤輝が受けた死球からであった。 もう、次の回は、猛虎打線の祭り状態。 近本の一発から始まって、中野、ノイジーの連打、大山の死球で満塁。 佐藤輝の内野安打タイムリーから、井上のタイムリー2ベース。 木浪、一巡した近本もタイムリーで合計6点。 今シーズンの最多得点6点を1イニングで取った。 光るのは井上の2ベース。 キャッチャーと共に課題になている、6番ライト問題。 この回溜まったランナーを返す場面で、2ベースで応えた井上は、8回にもタイムリー3ベースを放ち、2回のチャンスメークの2ベースと併せ、長打3本の猛打賞で、6番ライト定着に名乗りをあげた。 まぁ、3回で試合は決したようなもの。 後は、攻撃が雑になって翌日ピッタと止まってしまわないように、やるべきことをキッチリやっていく事だけに専念すればいい。 そう言う意味で、攻撃の手を緩めず、追加点を挙げていったのはよかった。 特に、3回にデッドボールを受けて心配された大山が、6回に一発を放って安心させてくれた。 他に中野、木浪も猛打賞。 当たりがなかった、ノイジーもマルチと結果が出た。 これで少しは打線が浮上してくれればいい。 次の試合は、スワローズの高橋 奎二だけに、真価が問われる。 大竹も二度目のスワローズ戦。 坂本のリードの真価も問われるだろう。 ぐぁんばれ!タイガース |