2023.07.04 Tuesday
1−9 対広島 緊急事態
近本は、結局骨折で登録抹消となった。
当てた高梨のTWITTERでノー天気な呟きが、物議を醸し出したが、その後、社会人時代の同僚の糸原を通じて詫びがあったという。 それでも、ぶつけた当事者が、それを置いといて、ああいう呟きをするのは、如何かと思う。 まずは、詫びが先に立つべき話じゃないかな。 その昔、「巨人の星」という漫画では、星一徹が、開発した魔送球を当時の潜湯である川上哲治に、「巨人軍の投手は、決してビーンボールを投げなかった。」と言われて、魔送球は投手で言えば、ビーンボールだと悟り、讀賣巨人軍を去るという話があった。 そういう讀賣巨人軍の誇りというか、プライドっていうのは、あの江川事件以来、消えて無くなったんだろうねぇ。 以前、ガルベスは、審判の頭目掛けてボールを投げつけたこともあったし、そのガルベスが、中日の山崎へビーンボールを投げつけたこともある。 メイは、和田の頭目掛けてビーンボールを投げたこともあった。 まぁ、外人だから讀賣の伝統を知らないっていうのかもしれんが、そういうことを許す土壌になっていたんだろう。 そういうチームになっているから、高梨のノー天気なツィートが出てくるんだともう。 そんな愚痴も出るのは、この緊急事態に臨んだ広島戦。 こういう時こそ、踏ん張って、ベテランの力を見せなくてはいいけない西勇輝が、立ち上がりから5失点。 近本、佐藤輝がいなくなり、打線がか弱さを醸し出す中、初回で勝負が決してしまったようなもんだ。 西勇輝も、援護が望めない打線だけに、点を取られたら終わり的なイメージで臨んだ試合だったんだろう。 西川のタイムリーで2点を先取された時点で、切れてしまっていたように見えた。 それでも、後を踏ん張って、打線の奮起を待つ、そういうピッチングをしてこそ価値があるんだが、こういうピッチングでは、ローテに入れておく意味がない。 打線は、どうしても近本がいない中、迫力不足は否めない。 佐藤が2軍落ちして、ただでさえ迫力が欠けているのに、一番貢献度が高かった近本を失ったのだから仕方がない。 どんなことをしても、この穴は埋まらないと覚悟すべき存在だ。 後は、これをチャンスと捉えて、森下や島田、2軍の小野寺、高山辺りが、ここでラッキーボーイ的な活躍をしてくれる以外に道はない。 特に、こういう時だからこそ、高山を上げて、試してほしい。 確かに新人の時がキャリアハイで、3割打ったことも、2桁ホームランを打ったことも、280でさえ、超えたことがない選手なんだが、そのポテンシャルは、誰も目から見ても期待を抱かせる。 高山自身、もうラストチャンスという思いもあるだろう。 そういう選手の火事場の馬鹿力に賭ける、賭けなくてはいけないような緊急事態だと思う。 そうして、佐藤輝を緊急昇格させるらしい。 2軍でサイクル未遂をして、上昇気配が漂っているという。 まぁ、一番救世主になりうる存在でもある。 1 高山 センター 2 中野 セカンド 3 ノイジー レフト 4 大山 ファースト 5 佐藤輝 サード 6 前川 ライト 7 坂本 キャッチャー 8 木浪 ショート 9 大竹 ピッチャー これくらいの打順でいかんとしょうがないんと違うか? ここをどうやり繰りして、凌いでいけるか。 それが今シーズンの行方を占う、これからの戦いになる。 その最初の試合で、いきなり西勇輝がぶち壊したのは残念でならない。 このところ、勝ち運に恵まれない大竹が、ここでなんとか踏ん張ってくれることを願うしかない。 頼んだぞ!大竹、坂本!! ぐぁんばれ!タイガース |