2023.08.16 Wednesday
5−3 対広島 マジック点灯
マジク29が点灯した。
長期ロード中に、こうなるとは思いもしなかったが、それほどこのロードの成績が飛び抜けていた。 これで、12勝2敗だもの。 この試合、大型連勝が終わった後の試合だけに、重要な意味を持つ。 前回の広島のようにガックと行くか、ここを持ち堪えて、再び快進撃に繋げるか。 そういう意味では、岡田監督のタクトは、常にそういうことを想定して動いている。 中継ぎのピッチャーを、連投が続けば、休ませて、先発も好調時でも、ビーズリーや富田に準備させ、不測の事態に備えさせて来た。 だから、こう言う連勝が止まった時の事態にも備えはあったと思う。 昨日の試合は、ミスが重なり、惜しい逆転負けとなったが、その中で、桐敷、加冶屋、岩貞、岩崎は、使わずに温存している。 また、新戦力のブルワーの試運転をし、岡留に経験を積ませている。 リードされる中、逆転を狙いつつ、負けた後のことを考えた器用だと言える。 対して、広島の新井監督は、この3連戦、3タテしないといけないという状況から、この試合でも、リードを許しているにも関わらず、大道、栗林、島内、矢崎と、勝ちパターンのピッチャーを昨日に続いて連投させた。 これで、3戦目の登板が難しくなったろうが、そういうことを言ってられない状況うなのだろう。 或いは、3戦目の天候が悪そうな予想から、中止を見込んでのことか? いずれにせよ、明日を準備している岡田監督と明日なき戦いを強いられている新井監督の差が感じられる戦いでもある。 試合は、久々の先発の大竹がl立ち上がり不安定では、あったが、2回に一気に4点を取って、逆転すると、大竹が徐々にペースを取り戻し、6回途中まで、3失点で切り抜けた。 この、6回のピンチも桐敷で抑えると、岩貞、岩崎と繋いで守り切った。 9回には、伏兵の熊谷のヒットから、代打原口のタイムリーで、追加点を挙げた。 この熊谷も、前日のミスからスタメンを外された佐藤輝の影響で、チャンスを掴んだもの。 この試合、佐藤輝を外して、サードに小野寺、レフトにミエセスを起用するというスタメンに少し驚いた。 佐藤輝は、前日のエラーと、無死2、3塁のチャンスでの三振に対して、そういうことをしていては、試合に出られなくなるぞとのメッセージでもある。 また、今一度状況見てバッティングしなくてはいけないということを、ベンチから見て自覚させようとしたのかもしれない。 この日、同じような状況で、代役の小野寺が、セカンドフライに倒れたのを見て、何を感じたかが重要だ。 多分、次の試合では、スタメンに戻っているんじゃないかな。 岡田監督は、そういう起用をすると思うわ。 小野寺も少ないチャンスで結果を出しながら、掴んだスタメンのチャンス。 必要以上に力んだか、結果が出せなかった。 特に、1死2、3塁でのセカンドフライは、いただけなかった。 ここで1点をもぎ取る打撃が求められる場面だけに、勿体なかった。 岡田監督は、次もチャンスを与えてくれるだろうから、これを反省して生かさんといかん。 頑張れ!小野寺 さぁ、マジックは、灯った。 だが、まだまだ、先は遠い。 上ずることなく、地に足をつけて、当たり前の事を、当たり前にやる、そう言う野球を続けなくてはいけない。 ぐぁんばれ!タイガース |