2023.08.20 Sunday
2−0 対横浜DeNA 鬼(宮崎)のいぬ間に完封勝利
こういうところの伊藤将は、頼りになる。
相手のバウアーからは、大量点は、望めない。 投げ合う伊藤将には、最少点で横浜打線を封じて、接戦に持ち込まないといけないと言う使命が発せられる、そういう試合だ。 それを完封勝利してしまうのだから、大したもんだ。 試合は、立ち上がり、ややコントロールが思うように言ってない感じのバウアーを攻め、2回に木浪のタイムリー、4回に伊藤将自らのタイムリーで、2点をリード。 ただ、いずれの回も最小点の1点で食い止めるバウアーの投球、他の回もランナーが出ると、ギアを上げて、得点を許さないピッチングは、見事としか言いようがない。 結局バウアーは、9安打を許しながら、8回を120球、2失点で投げ切った。 ただ、そのバウアーを上回るピッチングを披露したのが伊藤将だった。 9回114球、被安打6で、完封勝利を飾った。 まぁ、宮崎を欠く横浜打線にも助けられた。 やはり、牧と宮崎が打線の両輪である横浜打線だが、その一人、宮崎を欠くのは、影響が大きい。 多少率が下がって来てはいても、ダントツの首位打者で、チャンスに強く、ホームランも17本打っており、打点も大山と差がない59もある。 その宮崎を欠いたのだから、横浜打線も迫力を削がれるわけだ。 逆に、タイガースは、よくバウアーを攻め、チャンスを多く作った。 それでも、挙げた得点は、2点と、決定打を奪わせないバウアーのピッチングにやられた。 それでも、その2点を守り切った伊藤将が1番の殊勲だ。 このところ、先発が、5、6回で降板する試合が続いており、中継ぎのやりくりも大変だったが、ここで完投し、一人で賄ってくれたのは、その中継ぎ全員に、2日間の休みを与えることができる。 これで、一旦大阪に戻って、京セラドームで中日との2連戦だ。 長期ロードもあと少し、その後の東京ドームで終わる。 この5試合を乗り切れば、勝負の9月に向けた戦いが始まる。 ぐぁんばれ!タイガース |