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2−1 対中日 一回りして、借金2は、想定内?
 なんとか、3戦目で中日に勝利。
 これで、1勝1敗1分けで終わった。
 バンテリンドームで5割で終わったのは、想定内として良いか。

 ただこれで、一巡して、6勝8敗1分けで、借金2となった。
 まぁ、あれだけ打てなくて、クリーンナップの打率が1割台で、2つの負け越しで済んでいるのだから、上出来とすることもできるが、逆にピッチャーは好投しているのに、勝ちを付けてやれないのは、今後響いてくるような気もしないでもない。
 この日は、才木にやっと勝ちを付けてやれたのが良かった。

 こういう試合での才木の精神力は、大したものだ。
 ここ一番での才木の強さは、そういうメンタル面からきている。
 昨年の優勝を決めた試合、日本シリーズでの登板、今年の開幕を連敗で迎えた3戦目の先発。
 どれも、プレッシャーがかかる場面で、才木は、好投を続けている。
 この試合でも、中日の6連勝を止め、タイガースの3連敗を止めると言う、重要な使命を背負った一戦だった。
 これを7回116球、被安打4、失点1で凌いだのだから、文句なくヒーローだろう。

 対して、打線は、大幅な組み替えを試みたが、相変わらずの低調さは続いている。
 2番においた梅野のタイムリーで追いついて、8番に下げた中野のラッキーなポテンヒットが決勝打になったが、他は、チャンスメークした前川の2ベースと3回の中野のヒット。
 確かに、決勝打の中野が打のヒーローかもしれないが、内容は悪い。
 打ち上げてしまったポップフライが、飛んだところが良くて、たまたまポテンヒットになったに過ぎない。
 相変わらず、打ち上げてしまう、まずいバッティング。
 中野が、低いライナーやゴロで抜くヒットが出てくルようにならなければ、2番の仕事はできない。

 こう言う打線で、唯一気を吐いていた近本の打撃が下降を辿ってきた。
 これが、新たな心配の種。
 唯一の得点源であった近本を3番に据えたこの日も、4の0で2三振。
 このまま、タイガース打線の低調の波に飲み込まれんようにして欲しい。

 まぁ、次の読売戦から、2巡目に入る。
 讀賣とは、前回と違うローテが当たるが週末の中日戦は、今回と同じ顔合わせになる。
 打線の援護が期待できない状態だけに、ピッチャーができるだけ抑え切らないと、勝機が生まれない。
 まずは、2巡目で借金を返済して、5割到達を目指したい。
 前回負け越した相手には、しっかり勝ち越しておきたい。
 それには、打線が、奮起するしかない。
 自分の役割と持ち味を、再確認して、リスタートすべし。
 そうすれば、この成績も想定内だったと言えるだろう。

ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 16:47 | comments(0) | - |

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