2024.04.16 Tuesday
1−1 対讀賣 ひょうたんから、植田海
しかし、打てん、打てんで、雨天コールドゲームで、引き分けた。
今回も村上のピッチング内容は良かった。 前回から、無駄な力みがなくなって、ボールが走り出した。 このピッチングができれば、計算が立つ。 惜しむなくは、山崎伊織にフォークを当てられた一打。 あの場面、決め球にフォークは、間違いじゃないとは、思う。 ただ、野手と違って、ミートに徹するピッチャーのバッティングでは、当てられると、ヒットコースへ飛んでいく可能性もある事を考え、当てられない高さ、ワンバウンドになるくらいの球を投ずるべきだった。 この一打が、打てんタイガース打線に重くのしかかってきた。 7回に、村上が再びピンチで山崎伊織を迎えた際は、高めのボールで、気負う山崎伊織を三振に取った。 この場面、代打で追加点をとりに来るのか、1点を守る覚悟で、山崎伊織に賭けるのか。 阿部監督は、後者を選択した。 これは、今年の讀賣は、守りから入ると言う、強力なメッセージだったが、逆にタイガースにチャンスが生まれた。 7回は先頭のノイジーがヒットで出塁すると、代走に植田海。 坂本が送って、1死2塁で、木浪が放ったピッチャーゴロで、植田海が飛び出てしまった。 ところが、ここからの挟殺プレーで、植田海が、真骨頂を発揮。 木浪がセカンドへ到達するまで、粘る中、相手の隙をつき、フィルダースチョイスを誘って、3塁へセーフになり、思わぬチャンス拡大となった。 この後、代打.・糸原のライトライナーでも、見事なタッチアップで、同点のホームを踏んだ。 まさに、植田海の持ち味を遺憾なく発揮した同点劇だった。 このまま、タイガースが逆転で勝てば、間違いなくヒーローとなったはず。 それには、9の送りバントをしっかり決めとかなくてはいけない。 あそこで、得点圏にランナーを進め、サヨナラを演出する事が役割であった。 それを、失敗した事で、ヒーローになるチャンスを逸した。 結局、9回から降り出した雨により、打てん中止、いや雨天コールドで、引き分けとなった。 まぁ、あれだけ打てない中、よく引き分けたとも言える。 ここ数試合、2点以下の試合は続いている。 もうそろそろ、爆発してもいい頃と思うのだが、相手もいいピッチャーをぶつけてくるから、なかなか上手くは行かない。 それでも、もうこれ以上、ピッチャーを見殺しには、できんやろ。 打撃陣の奮起を切に願う! ぐぁんばれ!タイガース |