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1−0 対中日 才木様様、次は、近本様様
 昨日の嫌な負け方の後の試合。
 先の横浜戦で、7点差を逆転された、嫌な負け方の後は、才木が見事な完封で、1点を守って、暗い雰囲気を払拭した。
 まさに、才木様様の活躍だった。

 前日、佐藤輝のエラーから、逆転されて、村上の好投をフイにした。
 こう言う後の試合が、どうなるかが問題だった。
 先発の大竹は、先の才木よろしく、中日打線を寄せ付けない好投。
 このまま勝ち投手になれば、まさしく大竹様様であったかも知れない。

 それが、味方の援護もままならず、そうは、ならなかった。
 中日の先発の小笠原に打線が翻弄され、全く手も足も出なかった。
 球数が嵩んでいた大竹は、7回を96球、4安打で零封していて、お役御免になった。
 ナイス、ピッチングだったんじゃないか。

 その打線がチャンスを掴んだのは、大竹が代わってからの9回だった。
 先頭の中野が2ベースで出塁。
 バッターは、今一番とゆうか、唯一期待の出来る近本。
 作戦は、いろいろある。
 次が、絶不調の大山だけに、素直に送らせることはないにしても、セーフティは、十分考えられる。
 もちろん、近本の打力そのものに期待するのもありだ。
 
 だが、中日のベンチは、それを許さなかった。
 ピッチャーを好投の小笠原から、抑えの絶対的エースマルチネスへスイッチした上で、近本を申告敬遠して来た。
 これは、次の大山の状態を考えると、当たり前のような作戦だな。
 大山で、ダブルプレーも可能だし、打ち上げてくれる可能性もある。

 果たして、大山は、三振に倒れ、後続も打ち取れれ、得点はできなかった。
 ここの、大山。
 最低進塁打は、打って欲しかった。
 この状態では、4番で使い続けることが苦しい。
 状態が上がるまで、井上でもファーストで使うか?
 確か、下でファーストやっていたと思ったが。

 試合は、延長戦に入り、11回の先頭森下が2ベースを放った。
 これを、中野がバントを失敗しながら、上手い右打ちで、3塁へ進めた。
 そこで、近本。
 頭をよぎったのは、ここでも歩かされるのではないかと言うこと。
 近本敬遠で、大山でゲッツーという最悪のシナリオ。

 だが、中日のベンチは、今度は、勝負に来てくれた。
 それほど、斎藤綱への信頼が高いのか、近本の力を見誤っていたのか。
 これを逃す近本じゃない。
 追い込まれた後、
 6球目を見事にライト前へ、決勝のタイムリーを放った。

 こう着状態の試合を決めたのは、やはり、近本だった。
 4番の大山が絶不調の前で3番を任される厳しい状況の中での厳しい立場。
 それでも、仕事をしてのける、ある意味真のプロフェッショナルである。
 正に、近本様様だ。

 後は、投手陣と近本に、おんぶに抱っこの状態を早く抜け出し、チーム全体で勝ち、勢いをつける、そう言う戦い方を早くできるよう、他のメンバーが奮起することだ。

 西勇輝に勝ちを付けてやれ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:13 | comments(0) | - |

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