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5−1 対埼玉西武 さぁ、開幕(リスタート)、元気出して行こう
 貯金も0になって、再開幕のつもりで、ここからタイガースらしい野球をやってこう。
 そう言う思いと、起爆剤の役割を求めて、佐藤輝が昇格した。
 同時に2軍で結果を残してきた豊田も同時昇格で、小野寺と入れ替わることになった。

 豊田は、大卒社会人で、入団3年目。
 去年は、後輩の森下がドラ1で入団、他にも前川、小野寺、井上、井坪と外野手の若手がひしめく中、今年27歳の豊田の位置付けは、微妙な立場にあった。
 今季、爪痕を残さないと、現役ドラフト、自由契約と言う言葉が現実味を帯びてくる、そう言う立場だ。
 そう言う思いか、今季の豊田は、2軍で、誰より必死で、結果を残そうと励んできた。 
 その結果、2軍で誰より、高打率を残し、今回の昇格に結びつけた。
 なんとか、1軍で爪痕を残せるよう、頑張って貰いたい。

 さて、試合は、やはりこの日登録された伊藤将が、久々の先発。
 立ち上がり、少し力んでいたのか、球が上ずる場面が見られたが、徐々に修正し、7回を被安打5、100球1失点で投げ切った。
 久々にしては、上出来かも知れないが、相手が西武打線であったことも幸いした。
 いま、タイガースと同様、貧打に泣かされているチームだ。
 
 伊藤将は、今季ストレートのスピードを上げることを課題としてきた。
 それが、逆に力みを呼んでいる。
 その為、球が上ずる、コースを外れる、そう言う場面が多く見られる様になった。
 その上ずった球を、捉えられて、失点に繋がっていた。
 本来のキレとコントロールで勝負する形が崩れていた。

この日も、5回に勝利投手を意識したのか、危ない傾向が見えた。
 本来、ローテの中心として回ってもらわないといけないピッチャーだ。
 1日も早く、本来の伊藤将らしいピッチングを取り戻して、バリバリ投げて貰いたい。
 
 攻撃陣は、久々の5得点。
 この日5番に起用された佐藤輝は、マルチで、ユニフォームを泥だらけにしてヘッスラするなど、元気な姿を見せた。
 守りも、足が動いており、無難にこなした。(でも、佐藤輝のとこに飛ぶと、どうしても、ドキドキするよね。)
 この調子で、後は、一発がどこで出るかだね。

 森下もヒットは出たし、前川も4回に上手いバッティングでタイムリーを放った。
 近本にも、4番を打って初めてのタイムリーがあった。
 近本ほどの技術があってもl4番を打つとなると、余計な力が入って、打撃を狂わすってことがあるんだと思ったね。
 それほど、4番を打つと言うことは、重い役割なんだろう。

 開幕戦(リスタート)をいい形で勝てた。
 これを勢いに結びつけるには、次の試合が大事だ。
 ビーズリーが投げ、前川、森下、佐藤輝が躍動してこそ、勢いがつく。
 さぁ、ここからだ。
 元気出して行こう!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:08 | comments(0) | - |

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