2024.07.26 Friday
5−1 対中日 後半戦、リスタートは白星発進
しかし、村上は、よく1点で凌げたもんだ。
初回から無死2、3塁のピンチを招いて凌ぐと、3回には無死満塁のピンチも無得点で凌いだ。 結局、6回を96球で、被安打11でありながら、失点は、1点という奇跡的な結果で投げ切った。 その村上を救ったのが、初回の2得点。 近本の四球から始まって、佐藤輝、大山のタイムリーで2点を挙げた。 初回からタイガースが点を取るのって、どれくらいぶりか。 それほど、久しぶりの初回得点は、大いに村上を勇気づけたことであろう。 村上もこの2点の援護で、3回のピンチも、1点はしょうがないというピッチングができた。 それが功を奏して無得点で凌げることになる。 5回こそ、2死からの連続2ベースで1点を失ったが、この1点だけで6回を投げきり、勝利投手になれた。 ただ、気掛かりは、村上のピッチングに向かっていく気概が見えないこと。 なんか、丁寧に、上手く交わしてというピッチングに見えて、村上の武器であるストレートに、ノビとキレを欠いているように見える。 この勝利をきっかけに、去年のように向かっていく気概で、押さえ込んでいく、ピットングを復活させて欲しい。 あとは、7回に待望の森下に一発が出て、3点を追加し、4点差として勝利を決定づけた。 森下は、1軍復帰以来、完全なアッパースイングを見ることがなくなり、レベルに振るという意識が見えるようになたった。 ただ、この一発が、今の意識が正しいことの裏付けとなって、いい方向に行くか、逆に更なる一発を求めて、またアッパースイングの沼にハマってしまうか。 ここが分かれ道かと思う。 できれば、いい方向へ向かって、後半戦の活躍を期待したいところだ。 この日は、左の小笠原ということで、前川に代えて、野口が起用された。 結果は出なかったが、野口のスイングはいい。 少し疲れが見え始めた前川との併用が多くなるんじゃないかな。 前川も出続ける厳しさを感じ始めている頃だろう。 上手く疲れと闘いながら、故障だけはせんように、結果を残してくれることを期待する。 リスタートの初戦は、上手く取れた。 次の試合にどう繋げていくか、タイガースが波に乗れるか。 次の試合で、打線がどう結果を出すか。 大竹を、余裕を持って投げられるような援護をしてやって欲しい。 後半は、ピッチャーへの借りを打線が返す時だ。 ぐぁんばれ!タイガース |