2024.07.27 Saturday
7−3 対中日 ようやく、本来のタイガースに戻ってきたか
ようやく、去年の得点パターンで、点を取ることができるようになっていた。
それは、近本、中野の1、2番の復調、森下の覚醒、大山、佐藤輝が打ち出したことによるものでもある。 何より、森下が戻ってきたのが大きい。 前半戦、スイングがアッパーになっており、岡田監督直々に、矯正の指導を受け、更に2軍でスイング矯正を行なった。 それが、昨日今日の試合のスイングに現れている。 かなりレベルに振っており、本人もその意識を持っているのが見て取れる。 結果も出てきているので、このままいい形で後半戦に巻き返してもらいたい。 試合は、得点パターンを思いだしたタイガースが序盤から、初回の1点をはじめ、5点を奪い、5回にも2点を追加し、7対0と大きくリードをした。 久々の大量援護で大竹も、余裕を持って投げることができ、8回を128球、被安打7、失点1で投げ切った。 完封も考えられたが、100球を超えた8回は、流石にバテが見えてきて、失点を許してしまった。 それでも8回まで投げきり、中継ぎを無駄に使わないですんだ、好投だと言える。 グッド、ジョブ! 心配は、9回の加治屋のピッチング。 この点差で、こういうピッチングは、いただけない。 結局、岩崎を投げさせることになってしまった。 ストレートのキレも、変化球のキレもない。 これでは、勝ちパターンでの起用は、難しい。 早晩、岩貞との入れ替えもあるんじゃないか。 あとは、7回の空振りの際、足が攣ったとかで、途中交代になった前川。 疲れが出てくる時だけに、怪我や故障に十分注意してほしいと書いたばかりで、あのシーンを見せられたから、完全に「やっちまった」と思ったわ。 まぁ、スタメンで起用される試合が続いて、本人も初めてのことで、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積されているところ。 夏場の酷暑もあり、スイングが鈍くはなってきている。 ベンチは、野口なんかと上手く併用しながら、なるべくバテないよう気を使って起用してきている。 本人は、無理してでも結果を出して、定位置確保を完全なものにしたいのだろうけど、まだまだ3年目だ。 今の打線で、前川を故障なんかで欠く方が、よほどチームに打撃を与える。 上手く疲労と付き合いながら、無理せず、故障せず、今シーズンを乗り切って欲しい。 そうすれば、その先に自分がやるべきこと、鍛えなくてはいけないことが見えてくるはず。 やっと、タイガースらしい野球ができてはきている。 まぁ、相手がドラゴンズということを差し引いて考えなくてはいけないが、来週の上位との戦いに備える意味でも、もう一つ、きちんと勝って弾みをつけたい。 次の試合、打ってこそ本当の復調だし、西勇輝に援護で、今までの借りを返すときでもある。 ぐぁんばれ!タイガース |