2024.08.24 Saturday
1-2 対広島 やるべきことをやらんと勝てない
7回の木浪のバント失敗が全て。
送るべきところで送る、転がすところで転がす、やるべきことが出来ない。 そういうチームは、安定して勝てない。 だから、こういう大事な試合でを落とす。 今シーズンの木浪は、去年と打って変わって打てない状態になっている。 左肩が落ちて、スイングがアッパー気味に入るため、ミート確率が下がっている。 そんな、木浪だが、満塁ではよく打つ。 逆に満塁しか打てない。 そんな状態だから、こういう場面でバントのサインが出た際には、しっかり決めないといけない。 確かに、7、8番を打つショートとキャッチャーだ。 多くの打力は、端から期待していない。 ただし、こういう場面で、サイン通りの仕事をしっかり遂行してこそ、打てないでもいいと言ってもらえる。 昨日の無死3塁での梅野の打撃や、この木浪のバント失敗などを見てると、打てなくてもこの2人を使う意味がなくなる。 ショートとキャッチャーは、打てなくても、しっかり守れればいい。 そう言っても、打てない中身に問題があれば、その地位は守れない。 最低限の打撃ができないなら、いくら守れても、ポジションを与えることはできなくなる。 その辺の自覚を持って、練習していないと、こういう結果になる。 去年、上手く行きすぎた思い上がりが、タイガースに充満していたんじゃないか。 中野の大振り、森下のアッパースイング、佐藤輝の雑な守備、木浪の不調、梅野の状況を読めない打撃。 みんな、思い上がりから、あらぬ方向を目指してしまった結果が、今までに結果として現れた。 森下、佐藤輝は、かなり修正ができてきたが、中野、梅野、木浪は、まだまだそのままだ。 その木浪が小幡の復帰が近づいてきたからか、少しバッティングが浮上してきた感があったのだが、この場面は、しっかりバントを決めなくてはいけない。 小幡もバントがイマイチであったから、こういうところでも優位に立たんと、ポジションが危うくなるんだということがわかっていたのか? これでは、小幡が戻れば、すぐに交代させられてしまうだろう。 梅野の打撃が一向に良くならないのは、状況を読んだ打撃をしようとしないのは、自分を脅かす存在がいないからなのか。 基本坂本との併用で、自分の担当すべきピッチャーが決まっているから、安住しているのか。 一度、外して、長坂なりを使って危機感を持たすか、下から藤田、中川なんか上げて、ポジションが絶対出ないことをしらせんといかんわ。 やるべきことが出来んと、代えられる、そういう危機感が、やるべきことをやらす手段になるんじゃないかな。 結局、バント失敗がこの試合を追いつけなかった原因になった。 これで、広島との差が元に戻って、試合消化だけが進むという最悪の結果になった。 優勝ラインを、貯金20とする。 タイガースは、残り27試合を21勝5敗1分以上で行かんといけない。 広島は、これを上回るには、20勝14敗でいけばいい。 讀賣は、19勝10敗で、タイガースに並ぶ、広島を上回るには、20勝9敗となり、圧倒的に広島が有利になる。 いずれにしても、もう首のかわ一枚だ。 次の試合で勝てば、首の皮一枚がつながり、負ければ首の皮一枚が、切れる。 そういう戦いだけに、やるべきことを、しっかりやらんと首の皮がつながらんぞ。 ぐぁんばれ!タイガース |