 |
|
2025.07.11 Friday
３ー６ 対 東京ヤクルト いい負け方で連勝が止まる
そりゃぁ、いつまでも勝ち続けられるわけじゃない。
いずれ連勝も連敗も止まる時は来る。 連勝を止められた相手がヤクルトというのが解せないけれど、この試合の負け方は、よかったんじゃないかと思わせる負け方だった。 試合は、先発の村上がヤクルト打線に捕まって、2回に７連打を許し、内山のグランドスラムもあって、大量の６失点。 どうも、村上は、弱気の虫が働き始めると、消極的なピッチングに逃げ、歯止めが効かなくなる。 この日は、ランバードに打たれたピッチャー上のフライの処理を誤り、ヒットにしてしまったところから、おかしくなって来た。 その後、降雨の中断が50分くらいあって、再開した時には、ピッチャーを門別に交代せざる得なかった。 門別が２イニング、木下２イニング、岩貞２イニング、桐敷１イニングで、この試合を賄うことになった。 まぁ、中継ぎ、特に勝ちパターンに無理をさせたくない状況の中。特に石井大智は、昨日のピッチング内容から、この日は休ませたい思惑がある試合だ。 先発の村上に、完投に近いイニングを稼いでもらって、直接抑えに繋ぐか、大量リードで、木下とかネルソンでこの試合を賄うことを想定してた。 それが、村上の大量失点、２回で降板という事態に陥ってしまったもんだから、大幅な軌道修正をしなくてはいけなくなった。 その上で、石井大智、湯浅、桐敷、岩崎は、逆転でもしないと、いや逆転してでも尚、使わずにこの試合を進めたい。 本当は、中断のまま、中止になってくれることが一番良かったんだろうけど。 そういう中で、選んだ継投が、門別、木下、岩貞ということだったんだろう。 打線は、３点まで返したが、４回も２点を取った後のもう１点、５回も１点を返した後のもう１点が、取れずに、逆転の機運は盛り上げられなかった。 ４回も２点返して、尚無死満塁、５回も１点返して、尚１死１、３塁のチャンスが続いていただけに、ここでもう1本出てれば、逆転へ結びつけられたかも知れない。 ただ、負ける時はこういうもので、ここで1本というところで出ないもんなんだな。 一番悪いのは、そこそこ追い上げて、１点差や同点になって、勝ちパターンのピッチャーをつぎこまざる得なくなって、結局負けてしまうこと。 中継ぎの無駄遣いに終わってしまう試合。 その次に悪いのは、勝つには勝ったが、勝ちパターンをみんな注ぎ込んで、次の試合で使えない状況にしてしまう勝利。 まぁ、これは、次の試合の先発が頑張って、その必要がない状態で勝利すれば、杞憂に終わるだけだから、最悪よりはかなりマシ。 それでも、長いペナントレースのピッチャー運営を考えれば、あまり宜しくはない。 それに比べれば、この試合、桐敷はつかてしまったけど、他の勝ちパターンを温存できたのはよしとしなくてはいけない。 一番いいのはこういうピッチャー起用で、９回まで持って行って、９回の裏でサヨナラでもして、ピッチャーの温存と勝利の両ドリができるのが最高なんだが、それは余りにも虫が良すぎるってもんだ。 それにつ、次善の敗戦と言ってもいい内容じゃなかったか。 ひとつ気になったのは、この試合で桐敷を投げさせ、ネルソンを温存させたこと。 普通は、９回はネルソンかと思ったんだが、これは、とりも直さず、桐敷とネルソンのポジションチェンジが行われたと見るのが正しいのか。 次の試合でのネルソンの使い方に注目だ。 もうひとつ、岩貞のピッチング内容が良かった。 球威もキレもそこそこいい時に戻っているように見える。 現状の状態では、湯浅より、だいぶ良いと見える。 ここも序列を変えることを検討する方が良いかも知れない。 この夏場以降、2位との差を広げてきたので、ここいらで疲れが見えた中継ぎピッチャーを休ませることも考えていきたい。 先発は、�盒桐擇�１軍合流し、伊原に代えて、先発することが予想される。 ビーズリーも下で、調子を上げてきている。 少し息が上がってきている才木や村上を、１回飛ばすことも可能な状態だ。 オールスターを挟んで再編することも考えられる。 中継ぎも、これからオールスターまでの間で、休ませることができるピッチャーは、極力無理をさせず、休ませたい。 あくまでも、勝負は、８、９月になるのだから、その時に万全の状態で臨めるよう配慮しておかないと。 そういう意味では、この試合の負け方は、良い負け方だったかも知れない。 ただ、本当にそう言えるのは、次の２試合に勝って、勝ち越してからだけどね。 しかし、なんでヤクルト、中日に苦戦するんだろうねぇ。 ぐぁんばれ！タイガース |
 |
