2005.08.10 Wednesday
5―3 対中日 寸止めは身を滅ぼす?
今日もいつひっくり返されても不思議じゃない展開だった。
無死満塁のチャンスが2回。 どちらも無得点。問題大有りや。 それでも勝ててしまうところが、「JFK」を出した時の強さを際立たせている。 1回目の無死満塁。 あそこは、トリのバッティング。 勢いに乗って一気呵成に畳み込むって考えに乗せられた。 いわば、相手の注文にまんまと乗ったってことだ。 前にも書いたが、無死、あるいは1死満塁で相手が一番嫌がることは、外野フライを上げられてしまうことだ。 だから、一番打ち損じが期待できるよう、ヒット狙いを誘ってくる。 そして、注文通り内野ゴロ、内野フライで無得点。 まぁ、トリはヒット性のライナーだったが、当たりのよさに逃げてはだめだ。 冷静に外野フライを狙えば、あの球には手を出さんし、ああいうバッティングはしない。 2度目の無死満塁。 これは、一度目の1死満塁もだが、シーツ先生は相手にとって一番ゲッツーを期待できる打者だ。 気負って引っ張りに行って内野ゴロ。 このシーンも見飽きたぞ。 多分、キャンプのときから、1点を必要とする状況でのバッティングの考え方とか、満塁での攻め方なんていうことの教育なんてしてないんだろうなぁ。 今シーズン、この1点が取れないために、止めが刺せず、寸止め状態から相手を生き返らせ、痛い目に逢ったことが何度あったか考えてみるといい。 今からできることは、こういうチャンスになった時、バッターを呼び「外野フライを上げろ!」と明確な指示を与えてやることだろう。 外野フライを打つための球の絞り方、目の付け方までくどいくらい言ったらいい。ねっ、正田さん、和田さん! こういう試合運びを見ていると、どうしても中日の方がチャンピオンチームにふさわしく思えてきてしまう。 今一度言う。 「志を高く持て!」 タイガースの志は、日本シリーズの舞台でホークスにリベンジすることだ。 こんな、野球をしていて、ホークスに勝てるわけが無い。 明日の一戦に、その志を見せてくれ! ぐぁんばれ!タイガース |