2005.09.05 Monday
イガーの牙は折れてないか?
さぁ、決戦の第2ラウンドだ。
阪神の先発は、タイガーいや、イガーと予想される。 ホント、今年のイガーは心配ばかりだ。 当面の敵、中日に3回もボコボコにされている。 中日には、イガーの攻略方があるに違いない。 今年のイガーの欠点。 前にも書いたが、 「本来、絶不調であった昨年は、登板数を抑え勤続疲労を抜く、灰汁抜きの年としなければいけなかったのかもしれない。 ところが、昨年も200イニング以上投げ、14勝を挙げ、勤続疲労を癒すどころか、さらなる蓄積をしてしまった。 もう、パンク寸前かもしれぬ。 それとも、勤続疲労からくる体力的衰え(寮を出ての自炊生活も影響しているか・・・)により、前にも書いたが、そっくり返るフォームを強靭な足腰で支え、体全体でボールを押さえ込むようにして、低めにボールを集める。チェンジアップも同様に、ストライクゾーンから落とせる。それができなくなった。 それゆえ、久保コーチと相談の上、現況の体力にあったフォームへ矯正を余儀なくされる。これで、イガーの持ち味が削減されることになる。 今はもう、かってのイガーのピッチングは不可能なのかもしれない。」 ということに行き着いてしまう。 このことを落合は、すばやく見抜き、イガーの攻略法を見つけ出した。 抑えが効かないため、チェンジアップは低めに置きに行こうとする。 これを、見極め、狙うことはプロのバッターにすれば難しい事ではない。 しかも、投球数が増える毎に、球威は落ちていく。 球数を放らせて、球威の落ちたストレートをピッチャー返しで甘いチェンジアップは強振する。 イガー攻略マニュアルの完成である。 ほんとうに、これでイガーは終わってしまうのか? 寅吉は、そうは思いたくない。 今年のイガーに出来ること・・・・・・、イガーの皮をかぶった下やんになることだ。 下やんのピッチングを見習え。 外のスライダーを有効に、内のストレートを見せ球に、チャンジアップはボールでかまわないから強く腕を振る。 6回100球を目処に全力で中日を抑えよ。 そういうピッチングを期待する。 メジャーを目指した男だ。 ここで折れるわけには行くまい。 まだまだ、牙を磨く余地はある。 投げながら、勤続疲労を癒していかなくてはならない。 それが、優勝を争うチームのエースの役目だ。 今一度、中日に牙を剥け。 イガーの皮をかぶった下柳として。 がんばれ!井川 慶。 ぐぁんばれ!タイガース |