2006.02.25 Saturday
球春近づく音がする
いよいよ、オープン戦も開幕。
タイガースの初戦は、なにかと話題の多いオリックス・バファローズ。 まずは、3-1と白星スタート!(勝つに越したこと事ないやね。) 鳥谷、久保田はWBCメンバーとの練習試合の相手として、12球団選抜に参加。 久保田は、早速WBCメンバーを6球で締めて見せた。なんか、選ばれなかったウサを晴らすような格好になったね。 この試合、イチローの全日本を引っ張る気持ちが前面に出ていて、驚くと同時に、イチローの価値観が伝わってくる気がした。 このイチローと1,2番コンビを組んだ西岡の更なる飛躍を呼びそうだ。 出来れば、このコンビに赤星が名を連ねてくれていたら・・・・・、と思ったのは、寅吉だけだろうか。 翻って阪神タイガース。 2軍はキャンプを打ち上げ、喜田が鳴尾浜行きとなる。 岡田監督の「チャンスはあったやろ。打つ打たんじゃなくて4打席の中で5球も、6球もボールを打ってたら1軍では使えんで。コースに決まったらそうは打てない。甘い球をいかに打つか、やからな」という談話に、強いチームの見方というのが現れている。 喜田も、“2軍の帝王”で終わってしまうのか、ここから再び這い上がるか、桜井と共に「掴むか、掴み損なうか」の瀬戸際に追い込まれることになる。 一方、鳥谷の留守のうちに、評価を高めた、前田大和の抜擢。 その柔らかい守備に、高校生の域を越え、将来の明るい希望を抱かせる。 案外、こういうところから新しい芽が吹いたりする。 打撃を買われるか、守備を買われるかの違いがあれど、掛布だってそんな感じだった。赤星だって、売りものの足に賭けて、今の位置に上り詰めた。 前田大和が、その非凡な守備力を基に、東京ヤクルトの宮本のような選手に成長することを願わずには、いられない。 だが、前田大和が成長すると、生涯遊撃手を誓う、鳥谷とポジションを争わなければならないようになる。 やっぱり、鳥谷は、真弓2世としてコンバートがありえるのか?などといらぬ心配さえしてしまう。(取らぬ狸の皮算用ってね。) こうして切磋琢磨することが、お互いのレベルアップに繋がる、そんな良好なる関係がいいぞ! 春が近づくと共に、開幕も近づく。 球春が近いと言うことは、競争もピークに近づく。 いよいよ、振るいにかけられ、脱落するものも出てくる。 本当の球春を迎えられる選手になるために、まだまだがんばれ! ぐぁんばれ!タイガース |