2006.05.21 Sunday
5―3 対オリックス ハートのエースが出てこない
立ち上がり、相手の守りのも助けられ3点先取。
オリックスのP、JPwp読売に取られた後、柱となるべく素質を持った新人・平野だけに、大いに助かった。 タイガース先発は、ローテ死守に賭ける江草。 ここに来て、失速気味ではあるが、せっかく掴んだ先発ローテは手放せない。5回までは、順調。そう、5回までは・・・・・。 どうも今年のタイガースのPは5,6回での失点が多い気がする。(集計を取ってるわけじゃないから、そんな印象としか言えんのだけど・・・) 去年から、JFKの存在もあり、あまり完投を要求されなくなた背景もありのかしれんが、5,6回までしかもたないって言うのは問題だろ。 去年でさえ、藤川の酷使とかいって問題になってたのに、このまま行ったら、去年も上回りかねないぞ。 そもそも、井川が不調に陥ったここ数年、真の意味でのエースが不在という状態になっている。 右のエースなんてわけのわからん称号を貰っていた、福原にしても、やっと二桁勝利を挙げた安藤でも、エースと呼ぶには、まだまだだろう。 確かに、去年はそのエース称号に応えたPがいるにはいた。 下柳、最多勝獲得投手だ。 確かに、成績、勝負何処での期待通りのピッチング、などをとってもエースと呼ぶにふさわしい活躍ぶりだった。 しかも、常に準備を怠らない、練習姿勢など若手の手本となる部分も多い。 その下柳にしても、今年は、5,6回での崩れを見せ、失点を重ね、思うように勝ち星を重ねられてない。 つまり、ここ一番で頼りになる、“心のエース”と呼ぶことができるPがいないんだ。 中継ぎには、藤川という絶対的切り札がいる。 これを、適度に休ませられる、そんなピッチングができるPが出てきてくれないか。(贅沢な希望なんやろか?) ということで、今日も結局、藤川を経由しなくてはならない展開に。 ほんとこのまま行ったら、タイガースの“ハートのエース”は藤川ってことになりはしないか。 だとしたら、切り札を切りすぎる危険が隣合わせということも出来る。 井川でもいい。 杉山でも、福原の復活でもかまわない、先発陣から拠り所(ここPの先発した試合は負けられないと誰もが思うような)となれるPになってくれることを望む。(なんか、オリックスの平野には、そういう匂いを感じたんだけどねぇ。) 今日は、相手の平野や読売のパウエルなんかを見ていて、そう感じた。 ぐぁんばれ!タイガース |