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3−1 対東京ヤクルト サイボーグ対決に勝つ
 ボーグルソンVSグライジンガー
 なんか、エイリアンVSプレジターみたいな響きだね。
 グライジンガー・・・・、グレートマジンガー?・・・・、クライシンガー・・・・、暗いシンガー・・・、根暗な歌手、なんてね。

 しかし、ピッチングスタイルは、全く逆。
 コントロールよく、球を揺らして攻める、グレートマジンガーに対し、四球連発、常にランナーを背負い、塁を満杯にしながら、不思議と点を取られないボギー。
 それで、勝てたのはひとえに、東京ヤクルトの野球の質の転換によるものだろう。

 実際、今日のような展開では、必ずヤクルトに苦杯を舐めさせられていた。
 安打数では勝っても、得点では劣ってしまう。
 野球がそつないスワローズと、雑なタイガースという図式ができていたように思うんだが・・・。
 だが、古田プレーイングマネージャーになってからのスワローズは、大物打ちの外人選手を揃え、打ち勝つスタイルに転換して来たようだ。
 まして、岩村を流失させ、五十嵐・石井のロケットボーイズを欠くとなった今年は、とにかく打ち勝つしかないとでも言うような感じだ。
 いわば、1985年のタイガースみたいなもんか。

 だが、同時に宮本・古田など守備型の選手の衰えが、試合巧者のイメージを損なうことになる。
 しょうがないちゃ、しょうがないかも知れないが、なんか残念でもある。
 チーム作りって言うのは、大変だなぁ、とつくづく思う。
 タイガースだって、39歳トリオの後がどうなるかで、またスワローズのような転換を強いられるかもしれない。それも、そう遠くない将来に。

 とはいいつつ、この3タテは大きい。
 DとGがなななか負け越さないので、追いかけるほうとすれば、3タテがないと追いつかない。(って、まだ焦る必要はないけど、離されたくはないしね。)
 これでGWの9連戦に弾みがつくってもんだ。
 ある意味、序盤戦を左右する9連戦となる気がする。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:42 | comments(0) | trackbacks(2) |