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15−2 対読売 さっそくの倍返しかい!
 でも、1日で終わったらいかんよ。
 倍返しって言うのは、1敗したら、2勝して返すってことなんだからね。

 といっても、序盤のチャンス潰しまくりには、いささか萎えた。
 前半戦のチャンスを潰しまくりから極貧打線へ転げ落ちた姿がダブって見えたよ。
 どうもこの球場に来ると、1発狙いというか、外野の頭を越したがるような打撃に陥る。それが、木佐貫のボールになるフォークを見極められず、三振を繰り返す要因になっていた気がする。

 対する読売もいつものように1発頼みだから、タイガースに対抗するようにチャンスを潰す。
 こういうピッチングがボギーの持ち味だと、もう分かっているけど、それでも心臓に悪い。
 しかし、もっと心臓に悪かったのは木佐貫のほうだったろう。
 チャンス潰し合いに耐えられる免疫が、タイガースのほうが強かったってことだなぁ。

 こういうチャンスの潰しあいは、ミスがきっかけで片方に流れが傾く。
 ボギーに打たれ、トリを歩かせたところで、ひそかに木佐貫に近づいた悪魔が、赤星のバントの処理を誤らせた。
 こうして、堰を切った流れは、タイガースへと一気に傾いたわけだ。
 
 あとは、こういう大勝の後の試合が心配。
 まして、箱庭ドームだ。
 ついつい振りが大きくなり、相手の術中にはまることもよくある話だ。
 今日の試合で、自分の体調と調子を鑑みて、コンパクトにまとめたバッティングで自分を見失ってなかったのは、アニキだけだと見えた。
 明日は、みんなが今日のアニキのバッティングの姿を参考にしてくれることを祈る。

 まだまだ、倍返しは終わっていないのだから。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:15 | comments(0) | - |