2009.07.16 Thursday
4―6 対中日 昨日の何故の答えは、
案外簡単だった。
それは、「点の取り方を知っているか、いないのか」ってこと。 Dは、ノーヒットでも得点する術を知っているし、タイガースは連打を連ねても得点には繋がらない。 タイガースが、ヒットでセカンド・ランナーがホームインというシーンを久しく見ていない気がする。 詳しく記録を紐解いたわけではないので定かではないし、得点圏でのヒットがそんなに多くはないので、そう思っているだけかもしれないのだが・・・。(情けないことにね。) まして、1塁走者が、ヒットで3塁まで進むシーンも稀だ。 ヒットひとつで、ひとつの進塁っていうシーンがこんなに多いシーズンも珍しいのと違うか? これでは、得点能力が劣るのは仕方がない。 サードベースコーチは、いつからだろうかサードでランナーを止めるようになった。 金本の足の状態を思いやっての行動が、すべての選手に適応されたみたいに・・・・。 それとも、最初の失敗に懲りて、「膾を吹く」状態なのかもしれない。 一度や二度の羹に懲りられては、走塁の意識の向上なんてありえんのだがねぇ。 この逆もあって、1回成功すると、味をしめて、また同じ策を使う。 これは投手リレーでよく見られる。 先発を引っ張ることでスタートしたが、一度試しに早めの継投に出て成功すると、それからの見切りがとたんに早くなっている。 そうして誰かが失敗するまで続け、失敗するとそのPは「羹」扱いとなる。 こうして、中継ぎ陣の役割が定かでなくなり混迷しているのだ。 そんな状態だから、選手自身が自分の役割を理解できない。っていうかその理解に自信がもてない。揺らいでしまう。 その戸惑いが、チャンスをピンチに変え、点を取れなくし、簡単に失うことになる。 これが、昨日の答えであり、今日の試合の結果だ。 もう一度、チームの方針を定めることから、始めようじゃないか。 そして、それを簡単にブラすことのないように、確固なものにしようじゃないか。 でないと、「横浜」は、案外近くにいるんだぞ。 ねっ、真弓監督。 ぐぁんばれ!タイガース |