2021.04.18 Sunday
10−7 対東京ヤクルト ガンケル4連勝、チームは7連勝!
ガンケルが今日もゲームを作り、開幕から4戦4勝。
近本が4安打で、大山にも当たりが出てきて、チームは7連勝で、来週の讀賣戦に臨める。 そんなタイガースだが、不安な点も浮き出てきた。 それが、今日の石井大、加冶屋のピッチング。 この2人は、僅差負けている状態での中継ぎ、大量リードでの勝ちパターンを休ませる役割を担うピッチャー。 それが、いずれも失点し、結局岩貞、岩崎、スアレスという勝ちパターンを投入せざる得なくなった。 まずは、石井大。 開幕戦で失点し、藤浪の勝ちを消してしまったところから、投球に力みが見える。 力んでいるから、コントロールが定まらず、不利なカウントになり、ストライクを取りに行くボールを痛打されている。 キャンプ、オープン戦の時は、その投げっぷりの良さが言われていたが、思いっきり腕をふることと力んで振る事は違う。 今は、力んで振っているので、ボールが高めに抜けたり、低めに大きく外れる。 それに得意のシンカーのコントロールの精度がイマイチのため、これを見逃されるから、不利なカウントになりやすい。 その状態で、ストライクを取りに行くから、甘いコースでスピードもイマイチで打ちごろな投球になってしまう。 一度下で、シンカーの精度アップと、力まず思いっきり腕を振る感覚を掴んだ方がいい。 そして、加冶屋。 ボールひとつ、ひとつはいいものを持っている。 ただ、達川さんが言っていた様に、内角に投げ込むことが苦手の様だ。 これを克服しないと、相手は内角を捨てて、外に絞り込んで打ってくる。 少し開き気味に投げるフォームのせいか、内角に投げづらいのだろう。 これを克服するには、もっとスクエアに投げるか、プレートの踏む位置を変えるか? または、内角への投球の徹底か、シュートを覚えるか? 多分、その辺の欠点からホークスが手放したのだろう。 タイガースで、克服の道を探して、覚醒してほしいピッチャーでもある。 この2人が、使えないとなると、僅差負けている状態での中継ぎ、大量リードでの勝ちパターンを休ませる役割を担うピッチャーとして、桑原か下で成績を残している守屋あたりを上げてくるしかない。 石井大と守屋を代えて、桑原、守屋、加冶屋当たりで賄うことになるのか。 左が1枚もいないのが難点だが、アルカンタラが使える様になれば、伊藤将がそこを担えそうな気もするんだが、そうすると先発に左がいなくなる。 高橋遥人の復帰とチェンの復活が必要かな。 まぁ、今が上手くいっているので、贅沢な悩みかも知れんが、必ずそこが必要になる。 今の内から準備しとかんと。 あとは、怪我や故障が心配やな。 今日の梅野も心配。 ピッチャーを石井大に代えた所から、坂本に代えておいてもよかった。 適度に休ませながら、坂本、原口の実戦感を失わせない様な起用が必要になるのだろう。 梅野の状態が心配でもある。軽症であることを祈るばかりだ。 火曜から、最初の山場である讀賣戦。 お互い7連勝同士でぶつかる首位攻防戦や。 しっかり、勝ち越したい。 ぐぁんばれ!タイガース |