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1−3 対東京ヤクルト 青柳を見殺しにした打線に罪ありやな
 最初は、タイガースにツキがあるし、青柳の調子から、この試合をものにするのは、タイガースだと信じていた。
 1回の表の村上のレフトフライを見失ったノイジーが間一髪これを好捕してチェンジ。
 その裏先頭の近本の打球を、サンタナがノイジーと同じように見失って、これを3ベースにしてしまった。
 ここで、中野がすかさず犠牲フライで先取点を挙げた。

 雨が降る中の守備で難しさはあったろう。
 天候的には、試合が進むに従い回復するという予報に基づいての試合となっただけに、序盤の雨は、両方のチームの明暗を分けた形だ。
 ただ、その後のライアンは、見事立ち直り、タイガース打線を寄せ付けなかった。
 まぁ、タイガース打線もカープの遠藤にやられてから、少し下降線に入ってしまったようにも映った。

 それでも青柳は、6回までほぼ完璧にスワローズを封じた。
 球数100球、許したヒット2本、リードは1点だけに、7回までは青柳でと思ったのも納得できる。
 まぁ、1点差の7回を任せるのは青柳しかないやろ、ってことだったんだと思う。
 結果、オスナに同点弾を浴びることになるんだが、これは致し方ない。
 オスナの決め打ちに、そこへ投げてしまったということだ。
 決して、甘い球でも失投でもなかった、オスナの読み勝ちだ。
 まぁ、それを打ち損じることなく、仕留められるオスナが上だったてことだわ。

 ただ、ここまで青柳を援護し切れなかった打線が問題。
 ライアンに初回の近本のサンタナが見失った3ベース、一本、1安打に抑えられてきた。
 結局この試合、3安打に封じられている。
 広島の雨で中止になってから、打線が一転湿ってしまった。
 広島遠藤に3安打、この日も3安打だ、これじゃ勝てるわけない。

 そうして青柳を繋いだ、浜地が8回に四季宮本に四球で、山田哲人に2ランを被弾し、勝負あった。
 はまちを8回にという構想ではあったが、開幕シリーズから浜地の投球が危なっかしい。
 たまたま、いい当たりが正面をついて逃れてきてはいたが、球が高く、捉えられている当たりが多い。
 この日も、高めに浮いた球を山田哲人に捉えられた。
 これが続くようだと、浜地に8回は危険だ。
 再調整を考えた方がいい。

 結局、広島での負けを引きずり、連敗となった。
 スワローズの投手陣が思いの外いい。
 出来過ぎの感はあるが、欠点の克服を高津監督がしっかりやってきたのだろう。
 このまま、シーズンを通して行くとは思えばいが、ここで離されるわけにはいかない。
 しっかり、ついて行くためにも明日はリベンジを願いたい。
 その為には、打線が今一度奮起し、大竹を援護してくれないと。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:17 | comments(0) | - |

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