2023.06.06 Tuesday
1−4 対東北楽天 完投負けに価値はあるか
前日、5時間越えの延長を戦って、当日移動の楽天戦。
対する楽天は、神宮が大学野球の為使えないということで、中止になったスワローズ戦は、最後の4日間の予備日に移動されており、昨日は試合がなく、ゆったり移動して仙台に戻っている。 なんか、不公平感があるんよねぇ。 金土日の試合の予備日を月曜日にするなら、全部そうするように日程を組むべきだし、それができないなら、全部最終の4日間の予備日に移すべきじゃないかな。 まぁ、負けたから、言うわけでもあるんだけど。 試合は、初回に大山のタイムリーで1点を先取したが、結局この1点で終わる。 全盛期の則本ほど、球威もない則本のピッチングは、変化球とのコンビネーションで打ち取っていくもの。 そのピッチングに、上手い事やられた。 対する村上は、やはり疲れが見えるのか、当初のキレ、球威に欠けるピッチングで、伏兵の太田に3打点を許すタイムリーを2本も打たれた。 まぁ、ローテに入ってから、目一杯来ているのだから、そりぁ、疲れもでる。 本当は、間隔を、もう少し空けてやった方がいいのだけど、青柳が抹消中だけに、難しいのだろう。 交流戦が終われば、4日間の休みを利用して、村上を金曜の先発に移せる。 そこまで、後1試合、頑張ってもらうしかない。 その村上は、結局8回を完投して、4失点で負け投手になった。 援護がなく、かわいそうな状態では、あったが、辛抱し切れない自身のピッチングにも非がある。 特に、8回の裏、辰巳に打たれた一発は、反省する必要がある。 自身、勝ち投手になるんだったら、ここで追加点を許してはいけない場面だ。 まぁ、この試合、村上が投げ切って、ブルペンを使わずに済んだと言うのが、唯一の収穫と言われる。 確かにロッテ戦で中継ぎを使い切った状態だから、それはありがたい。 ただ、試合には、負けている。 この完投負けに価値がつくかどうかは、この後の戦いにかかっている。 村上が、あの時、一人で投げ切ってくれたから、その後中継ぎが機能して勝てるようになったと言わせて、初めて価値がつく。 それまで、この試合の唯一の収穫は、前川のプロ初ヒットだ。 1軍昇格から、打ちたい気持ちが先に出て、体が突っ込んで、低めのボール球の見極めができていなかった。 この日は、自分からボールを迎えに行かず、待ち構えている姿勢が取れていた。 こうなれば、低めのボール球に手を出さなくなる。 三打席目にヒットが出たが、一打席目から感じが良かった。 これからが、勝負だ。 ノイジーが不調を極める中、レフトのポジションを狙ってもいい。 頑張れ! さぁ、次は西勇輝が村上の完投を無駄にしないようなピッチングをしてくれることをきたいするしかない。 相手は、マー君とのマッチアップだ。 ぐぁんばれ!タイガース |