2024.04.19 Friday
7−0 対中日 2点縛りの呪縛を解け!
木浪のタイムリーと青柳の犠牲フライで挙げた2回の裏の2点。
またも、これで打ち止めかと、半ば判断していた中、3回の裏に森下が一発で、3点目を挙げた。 ここ、ずっと、2点以上が取れない試合が続いていた。 ヤクルト戦で4点取って勝った試合以降、10試合も2点以内の得点が続いていた。 この間4勝4敗2話の5割できているのが奇跡に近い。 それは、投手陣の頑張りに他ならない。 その頑張りの陰で、勝ちパターンの投手にしわ寄せが行っている。 3連投していた、ゲラ、岩崎は、前日の読売戦に投げさせられない規制の中、西勇輝が好投し、使わずに勝つことができた。 その分桐敷へ無理が回って、連投となった。 この日の中日戦は、できれば桐敷も使いたくない。 青柳にできるだけ長いイニングを投げてもらわなくてはいけない。 それには、とりも直さず、打線の援護が必要だ。 できれば、勝ちパターンを使わずに済むくらい、完投できるくらい援護しないといけない。 そういう試合で、森下が、序盤の3回にホームランで3点目を挙げ、2点までしか取れない呪縛を解いたのが大きい。 これで、一気に打線のしがらみがなくなり、今までの不調が嘘のように目覚めた。 4回には、近本がタイムリー、5回に大山に、待望の一発が出て、5点目。 8回にも中野のタイムリーが出て、7得点。 今シーズンの最多タイの得点を挙げた。 大山の一発は、フアンも本人も安心しただろう。 この日のバッティングは、右の軸足の押し込みがしっかり出来ていて、それが打球の最後のひと伸びに繋がっている。 軸足の状態が、随分改善してきたんじゃないのか。 これから、状態は上がっていくはずだ。 そう言う援護を背に青柳は、球数を重ねながら、なんとか6回を零封してきた。 本当は、7回くらいまでは言って欲しかったのだが、6回裏の打順が回ったところで、代打の前川を送られお役御免。 まぁ、今シーズンの初勝利もかかっていたので、致し方ないかもしれんが、次回からは、7回までは最低行って欲しい。 それが、エースとしての青柳の役割なのだから。 青柳を繋いだのは、島本、岡留が1イニングづつ、最後は、門別が締めた。 中継ぎ陣にしわ寄せが入っている中、門別を加えて、厚みを出す考えがあったのだろう、この日登録した門別をすぐに使った。 これで、2日連続で、ゲラ、岩崎を休ませることができた。 チームは、これで5割を超えて、貯金ができる状態になった。 貧打に悩まされ、投手陣だけを頼りに、ここまでなんとか、5割をキープしてきたが、ここから打線が上がっってくれば、当然貯金が増えていくことになるはず。 あんだけ打てなかったんだ、その反動で打てるようになるはず。 その境目となるようなこの日の試合だった。 さぁ、一気に中日を捕まえてしまえ! ぐぁんばれ!タイガース |