2024.05.07 Tuesday
0−2 対広島 ミスで失った点は、戻って来ない
村上は、可哀想なことをした。
中野の2つのエラーがことごとく、失点に結びついた。 これは、不運なことであった。 ただ、ミスで失った分は、取り戻せない。 結局、追いかけても、その分届かず、「あの、ミスがなかったらなぁ」っていうのは、野球アルアルなんだよね。 しかし、5回の2点目の失点は、防げた。 2アウトから、ピッチャーの床田に繋がれ、秋山にタイムリーを喫した。 ピッチャーの床田への攻めが、正しかったか。 ストレートをことごとくファールで逃げられ、苦し紛れのフォークが甘く入ったところを弾き返された。 確かに床田は、バッティングがいいピッチャーだ。 ただ、この場面は、絶対に打たれてはいけない場面。 変化球は、バッティングのいい床田に合わせられる危険性を意識していたのか。 こう言う場面では、内角の高目を振らせる方が危険性は少ない。 そうして、迎えた秋山の打席。 多分、秋山は村上に苦手意識があるんだろう。 前回の先頭打者本塁打も、この試合の先頭での2ベースも、狙い球を絞った決め打ちに見える。 この打席も、外のストレートを、逆らわず逆方向へ打ち返すことを決めていた様に見える。 それ以外の球は、全部カットし、ファールで逃げる。 先の床田よろしく、いよいよ困って、外のストレートを投げてくるのを、1球で仕留める。 まぁ、それができるのが、秋山というバッターの凄さなんだろう。 対して、我がタイガースは、7回、8回に満塁のチャンスを得る。 7回は、代打の小野寺が、どん詰まりのショートハーフライナー。 小野寺に対して、右打ちが武器であることは、相手に知れ渡っている。 当然、相手は、右打ちできない様な攻めをしてくる。 シフトも右寄りに構えて待つ。 その術中にハマった打撃。 これを打破しないと、小野寺は、ひとつ上にはいけない。 頑張れ。 8回は、佐藤輝が、満塁で見逃しの三振。 本人は、ボールと見切っての見逃しの様に見えたが、判定はストライク。 まぁ、この日の主審のストライクゾーンは、広かった。 そう言う傾向を察知していれば、手を出してカットすべき球。 広島の秋山が、臭いところをカットし、狙い球を投げさせる様仕向けたのとは、対照的。 まぁ、バッティングのタイプの違いと言えば、それまでだが、大いに見習う部分もある。 バッターのタイプの違いで言えば、その前の球をファールにしないで、仕留めろよ、ってことなんだろうう。 ということで、ミスで失った2点を取り返せず、結局完封負けを喫した。 雨で2連戦になったカードだ。 連敗は、許されない。 大竹が、今年も鯉キラーであるか、次の試合で確かめられる。 連敗阻止する様な、好投を期待している。 バックも気を引き締め、ミスがないよう大竹をバックアップして欲しい。 それと、十分な援護をしてやってくれ。 ぐぁんばれ!タイガース |