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6−7 対東京ヤクルト 相手が勝ってくれって言ってるのに
 スワローズがミスを重ね、追いつかれ、また突き放すもアップアップ状態で、「もうタイガースさんが勝ちってことでいいですよ。」とでも言いそうな試合。
 それを「いやいや、そんな、もったいない、どうぞ勝って下さい。」と謙虚なまでに辞退した格好になってしまった。

 こういう試合は、たいがいタイガースが勝ち、これをきっかけに上昇気流にのるという図式ができていたのだが・・・・・。
 最後の林のあわやの一撃。
 なおかつ、金本に回ったチャンス。
 流れは、タイガースに来ていた。確かに来ていた。

 それを最後にものにできなかったのは、先発・中村泰から始まって、ダーウィンの四球連発による守りのリズムの狂いだ。
 同じ失点を記録しても、太陽のように打たれてのもののほうがダメージは少ない。
 四球を絡めての失点は、守りのリズムも攻撃のリズムも奪う。
 太陽は失点したものの、勢いのある球を低目へ意識して投げる姿勢が見て取れ、今後に期待を抱かせるものだった。
 ダーウィンは、ちょっとねぇ・・・・・・、きついとこで使い辛くなってしまったかなぁ。
 
 こうしてみると、久保田がいないってことが、ボディブローのように効いてくるよねぇ。
 久保田の穴は、藤川が埋めても、その藤川の穴を埋めるPなどいやしない。
 6回の裏に追いついて、本来なら7回表に藤川が登場。傾いた流れをしっかりキャッチし、7回裏に決勝点をあげて、ジェフ・久保田で逃げ切り。
 これが、タイガースパターンだ。
 その代わりを託したダーウィンが、流れをキャッチするどころでなく、相手に熨斗をつけて返上しちまった。
 これで前の中日戦の2戦目に続いて2回目だ。
 この勝ち負けの裏返しは、効いてくるよ、ホントに。

 ただ打線が、少し活発になってきた兆候がある。
 金本の気負い過ぎが気にはなるけど、以前より全体的に上がってはきている。今日のような試合を勝てると、一気に回復するんだろうけど・・・、残念だった。
 中日だって、いつまでも勝ち続けるわけじゃない。
 去年のように、十数カード連続勝ち越しなんていうのをやりながら、しっかりした戦いをしていくしかない。
 それには、まず明日勝つことだ。頼むぞ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:22 | comments(0) | trackbacks(3) |