2006.07.29 Saturday
6−7 対東京ヤクルト 相手が勝ってくれって言ってるのに
スワローズがミスを重ね、追いつかれ、また突き放すもアップアップ状態で、「もうタイガースさんが勝ちってことでいいですよ。」とでも言いそうな試合。
それを「いやいや、そんな、もったいない、どうぞ勝って下さい。」と謙虚なまでに辞退した格好になってしまった。 こういう試合は、たいがいタイガースが勝ち、これをきっかけに上昇気流にのるという図式ができていたのだが・・・・・。 最後の林のあわやの一撃。 なおかつ、金本に回ったチャンス。 流れは、タイガースに来ていた。確かに来ていた。 それを最後にものにできなかったのは、先発・中村泰から始まって、ダーウィンの四球連発による守りのリズムの狂いだ。 同じ失点を記録しても、太陽のように打たれてのもののほうがダメージは少ない。 四球を絡めての失点は、守りのリズムも攻撃のリズムも奪う。 太陽は失点したものの、勢いのある球を低目へ意識して投げる姿勢が見て取れ、今後に期待を抱かせるものだった。 ダーウィンは、ちょっとねぇ・・・・・・、きついとこで使い辛くなってしまったかなぁ。 こうしてみると、久保田がいないってことが、ボディブローのように効いてくるよねぇ。 久保田の穴は、藤川が埋めても、その藤川の穴を埋めるPなどいやしない。 6回の裏に追いついて、本来なら7回表に藤川が登場。傾いた流れをしっかりキャッチし、7回裏に決勝点をあげて、ジェフ・久保田で逃げ切り。 これが、タイガースパターンだ。 その代わりを託したダーウィンが、流れをキャッチするどころでなく、相手に熨斗をつけて返上しちまった。 これで前の中日戦の2戦目に続いて2回目だ。 この勝ち負けの裏返しは、効いてくるよ、ホントに。 ただ打線が、少し活発になってきた兆候がある。 金本の気負い過ぎが気にはなるけど、以前より全体的に上がってはきている。今日のような試合を勝てると、一気に回復するんだろうけど・・・、残念だった。 中日だって、いつまでも勝ち続けるわけじゃない。 去年のように、十数カード連続勝ち越しなんていうのをやりながら、しっかりした戦いをしていくしかない。 それには、まず明日勝つことだ。頼むぞ! ぐぁんばれ!タイガース |