2008.09.14 Sunday
1−3 対広島 いつでもできると思うな、サヨナラ勝ち
初回に得点を挙げて、2回から8回まで淡々と無得点に終わり、その間に追いつかれたり、逆転されたりした分を、9回の裏で突き放して、サヨナラ勝ち。
そんあパターンがこうも続くと、「また、今日もか・・・」って思ってしまうのが人情。 やってる選手すら、そんな思いに囚われていたんではなかと思ってしまう。 だげ、現実は、そんなに甘くはない。 6回の無死満塁。 こういうチャンスを物にしないと、勝利の女神はそっぽを向く。 「9回じゃないから・・・」なんて言い訳は通用しない。 あの、場面。 昨日のヒーロー矢野が、ツースリーからのボール球を振って三振。 これが堪えたのは確かだ。 無死満塁のチャンスは最初のバッターが倒れると、得点にならないとよく言われる。まさに、このパターンにはまった瞬間だった。 しかし、何故ツースリーからボール球を振ってしまったか。 ツースリーになると打者は、ストライクゾーンを広く構える。 際どいコースを「ストライク」とコールされてしまえば、そこで終わりだからだ。際どいコースは、カットして甘い球を待つ、こいう姿勢を心理的に取るものだ。 だかあら、ボール球に手を出す確率が飛躍的に上がるのだ。 故に、ここの矢野は責められない。 責めるとすれば、その前の場面にある。 初球のボールを見逃し、2球目。内角のボール球を強振。 これは、これで良しだ。 内角の好きなコースであれば、振ること。これは大事だ。 しかし、問題は次の甘いスライダーを見逃したこと、これに尽きる。 2球目の内角のボール球に手を出したことで、「しまった、ボールだったか」という後悔の念が合ったためだろうか、慎重になりすぎていた。 カウントを取りに来る、甘いスライダーをミスミス見逃すことになった。 ツースリーからのスライダーのボール球に手をだしたのも、この見逃しの後悔が尾を引いていたかと思う。 こうして、6回の絶好機を逃したタイガースは、9回の得点というジンクスも崩壊し、広島に負け越しを喫することとなった。 まぁ、次の中日戦はビジターだから、もうサヨナラ勝ちなどという夢は終えないのだから、ちょうどいい踏ん切りをつける結果になったか。 チャンスを確実に物にしていかない限り、勝ちはないってこと。 その結果でしか、貧打状態の解消は出来ないということ。 次の中日戦で、しっかりとタイガースらしい戦いを取り戻しておかないと、その後のビジターでの読売戦が大変なことになってしまう。 残りの時間は少ない。 ペナントを逃げ切るためにも、今一度タイガースの戦い方を投打両面が思い出すしかない。 ぐぁんばれ!タイガース |