2010.04.04 Sunday
1―6 対中日 ベンチと選手の乖離が心配
結局、打たなけりゃ勝てないチーム。
1点を争う試合で、その1点をとりにいくことが出来ないチーム。 過ってのGがそうであったように、1点の積み重ねでなく、一挙に大量点で相手の戦意を喪失させてしまわない限り、競った試合は苦手だから、勝ち味はない。 初回に、トリの犠牲フライで先制した後、追加点を奪って、一挙に伊藤を潰してしまわなかったのが敗因。 この1点で終わったことが、1点を争う苦手とする展開に持ち込まれることになる。 なんせ、競られると横浜にさえ劣るチームなんだから、この時点で勝負は見えている。 後は、作戦いらずの一発を待つだけの野球。 昨日は、その1発が出たんだけど・・・、今日はお人よしの初勝利献上マシンのタイガースが発動された。 作戦いらずのチームを作ったのは、ある意味今の首脳陣の方針なんだろう。 それほど、今の首脳陣の指導力は選手から信頼されてない。故に、作戦いらずのチームを作るしかない。 「選手だけでも勝つ」そういう野球を標榜した、問題を内包したチームなんだからね。 そんなチームに、下手な作戦や小細工をさせても裏目に出るのは分かりきった入る。 ここで見られる、関本のバント失敗。 それに懲りてか、浅井に代役をやらせて、さらに失敗。 真弓監督は、失敗するまで同じことを繰り返すが、一度失敗すると、すぐ別の方向に向ってしまう。 セッキーのバント失敗だって、何十回のうちのひとつがでただけかも知れないのに、もうそれに懲りて、本来セッキーの出番なのに、浅井を使ったりする。 これで、セッキーも浅井も、両方潰したことになるってことわかっているんだろうか。 Pも同じく。 昨日の久保田の無駄使いが、今日に影響したといえないだろうか。 ここでも、江草・久保田両方潰したし、メッセンジャーも同様だ。 85年の吉田監督は、打たれた福間を翌日の同じ場面で使ってきた。悪い思いは、はやく払拭しておくべきだという考えと、中継ぎにおける福間のプライドや役割を重んじた采配だった。 そんな、熱い思いが詰まった采配を振ることはできないのだろうか。 それ故、選手が離れていっているんじゃないだろうか。 今の状況は決して良くはない。 選手とベンチが離れてしまっている。 そんな状態を知りながら、何の手も打たなかった球団の上層部にも大いに責任がある。 ベンチを選手が一体になりえないところに勝利はないのだろう。 ここを改善せずして、逆襲はない。 ぐぁんばれ!タイガース |