2011.06.14 Tuesday
1x−0 対北海道日本ハム 必死のパッチ
援護に恵まれないサウスポー同士の投げ合い。
これが持ち味を生かして、互いに0をスコアボードに並べる。 試合進行が以上に早い。 しかし、武田勝っていうのも、こんだけ援護に恵まれないと、ある意味ギネス級なんと違うか? なんせ防御率が1点台なのに4勝5敗と負け越している。 究極の不運なPだな。 この武田勝と投げ合うことで岩田の好投は約束されていたってことかしら・・・・。 冗談はさておき、この武田勝の好投に引きずられる感もあったのだろうけど、岩田もがんばった。 9回を5安打完封。 訳の分からん登録抹消で期間が空いたが、うまく調整できたらしい。 この登録抹消は、ベンチの久保に対する配慮(DHで金本が守りに就かないパの主催ゲームに登板させる)の割を食う形であったと思うが、フテル事も無く、よく耐え凌いだ結果だ。 お陰で、好投が約束される武田勝との投げ合いに乗れたってことだ。 このファイターズとの試合を見ると、「守り勝つ野球」って言うのはこうやるんだと見せつけられる。 鍛えられた外野守備と堅い内野の守り。ダルビッシュを中心にした投手陣と守備で最少得点を守り抜く。 打撃陣も如何に1点をとるかについて、自分の役割を理解して、やるべきことをこなす。 大崩れしないいいチームになっている。 今日のタイガースは、金本が自打球での故障ということでスタメンを外れたことで、守りに対する不安が大分薄くなった。多少なりともファイターズに対抗できる布陣を敷く事が可能だった。 ただ、代わりに良太のレフトってどうなんだろうか? 別に良太がどうこうでなく、守り重視でいくなら。レフトにマートンで、ライトに俊介。またはセンター柴田でライトに平野っていうのも考えられる。それくらいの守備を敷いて欲しかったなぁ。 最後を決めたセッキーも、そりゃ必死のパッチだったでしょう。 それまで、2度得点圏尾のチャンスに凡退。 特に7回は無死1、3塁で犠牲フライにもならない外野フライを打ち上げた。 セッキーの最も得意とする場面なんだけどねぇ。 ちゃんと使って上げれば、簡単に犠牲フライを上げるだけの技量あるはずなのに、なかなか使われるチャンスがなかったこのところだったものだから、余計な力みや邪念があったのだろう。 それが、3度目の9回には、集中力を極限に高める事で克服。 ドン詰まりながら、見事に最後のフォークを狙い撃ちし、サヨナラを呼び込んだ。 ナイス!必死のパッチ。 今日の試合は皆が一生懸命で、必死に勝ちたいと願った姿が見えていた。 こういう姿勢が、チームを立て直して行くんだと思う。 やはり、選手の起用に理不尽なことがあってはならない。 そう思えた一戦だった。 ぐぁんばれ!タイガース |