2020.08.15 Saturday
10−2 対広島 苦手の克服の仕方
今日は、前回やられた大瀬良を攻略し、5回までに5点を挙げ、KOした。
大瀬良は、タイガースを得意とするピッチャーの一人である。 去年までは、同じように抑えられており、今年も前回は、1点に抑えられていた。 今回は、糸井のスリーベースから、得点圏の鬼・サンズのタイムリー、ボーアのタイムリーと続いた。 大山は、去年同様の抑えられていたが、ボーサンの2人は、去年までの苦手意識がないせいか攻略のキーになった。 先日のベイの大仁田厚と大瀬良、読売のベンツという、タイガース相手に飯を食ってたピッチャーを攻略できたのは大きい。 ただ、タイガースの悪い特徴として、同じ相手に何度もやられるっていうことだ。 昨日の森下には、今年3勝を献上し、新人王獲得を強力にプッシュしている。 打者も、同じ相手に何度でもやられる。 広島は、鈴木誠也が5割近い打率を残し、松山にも毎度いいところでやられる。 ベイの大和も5割近い打率で、タイガース戦で打率向上させて、飯を食っている状態。 鈴木誠也クラスは、仕方がないまでも、大和や松山など、準レギュラー的選手に、こうまで打たれるのは問題だ。 これは、いわゆるタイガースの選手が、名前負けすることにある。 自分への自信がないから、相手の名前を聞くと「こりゃ、難しい!」と勝手に思い込む。 大瀬良や大仁田(濱口)、メルセデスの名を聞くと、またやられるんじゃないか、なっんとかしなきゃと、勝手にバタバタしてしまう。 ピッチャーは、苦手バッターの名を聞くと、抑えなくっちゃと思い、なんとか交わそうとする。 慎重になりすぎて、カウント悪くして、四球だしたくないから、ストライク取りに行って痛打を食らう。 毎度毎度の繰り返しで、結局苦手を作ってしまう。 ピッチャーの苦手は、昨年までの予備知識を持たないボーサンが主軸を打つことで、様相は変わってきている。 ボーア、サンズは、タイガースが苦手とした来たピッチャーも、他のピッチャーと同様、今年初めて相対するピッチャーなだけに、変な苦手意識がない。 これがいい方向には動いている。 この2人が機能することで、タイガースの苦手意識がなくなっていくことが大事だね。 ピッチャーは、なかなかそうはいかない。 どうしても若いピッチャーは、位負けしてしまう。 遥人のように、大胆に突っ込んで行っても、球威で抑えてけてしまうピッチングができるピッチャーがいない。 馬場でも小川でも、ボールはいいものを持っているのに、どうしても思い切り突いていけない。 梅野のリードも、その辺はどうなのだろう? 昨日の藤浪に対してもそうだが、インコースの要求が少ないように感じる。 インコースの高目を捌ける打者は、そうはいない。 そこに150キロ前後のストレートが投げ切れれば、大概は詰まるか、空振りだ。 そこに投げ切れる、度胸と技術を磨くこと、そうすれば大和クラスにあんなに打たれることはない。 3戦目は秋山が先発。 150キロは出ないまでも、コントロールと気持ちでは負けないピッチャーなだけに、誠也や松山をどう抑えるか、期待したい。 ぐぁんばれ!タイガース |