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3xー2 対東京ヤクルト 大山、27号サヨナラ弾!
 残り5試合となって出た、27号は、サヨナラホームランだった。
 このところ、ヒットは出るが、柵越えが出ず、岡本、丸に追い越され、村上に並ばれた。
 タイトルよりも、30本という大台も難しくなって来た状況だった。

 今日のサヨナラ弾、エドワーズが西田に同点弾を許さず抑えていれば、陽川の8号が決勝打となり、大山の27号は無かった。
 もっとも、岩崎が同点を許したことで、藤浪の勝ちが消え、陽川のホームランを呼び、エドワーズが更なる同点打を許し、9回の裏の攻撃を創出したことが、大山のホームランを呼んだ。

 あの場面、一発を狙うしかない状況で、梅野の高めの甘い球を仕留めることができたのは、最近見られなかったバッティング。
 タイトルを意識したせいか、丁寧に打とうという意識か、タイトルを意識しまいという逆の意識のせいか、ヒットは出るが、相手の失投を逃さず仕留めることができず、仕留めさこないが目についた大山ではあったが、今日の一発がきっかけになればいい。
 
 タイトルを争うようなバッターには、それなりの攻め方をされ、一発が出にくいように攻められる。
 その中で、相手の失投を逃さず、仕留めることができるバッターが、タイトルに近く。
 大山も、そういう攻め方をされる打者になったということだ。
 自信を持って、タイトルを狙えばいい。
 そうして、可能性は低くなったとは言え、30本の大台にのせて見せてくれ。

 残り少ない試合で、1番の注目は、大山のホームラン。
 それしか、タイガースファンを喜ばすものがなくなって来ているのだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 21:47 | comments(0) | - |