2022.07.06 Wednesday
3 −2 対広島 カープに、床田に、今季初勝利!
しかし、随分とかかった初勝利だなぁ。
普通にキッチリした野球をやっていれば、今日のように普通に勝てるチームなんだがなぁ。 それを、雑な野球をするから、ここまで勝てってないってことになる。 それを、再認識させてくれた試合じゃなかったか。 それは、4回の逆転の一打になった山本泰の打球処理。 あれは、完全に小園のエラーだ。 ベース寄りの打球を安易に処理しようとして、センター前に抜かれた。 結局、それが決勝点になるんだから、野球はこわい。 そもそも、先制されたのは、2回表の中野のエラーから。 これも、前に出ないで、下がって取ろうとしたためのミス。 こういうのは良くないな。 言わば、消極的ミスの典型。 この後、すぐに坂倉に2ランを喰らうのだから、本来なら致命的なミスとなるはずだった。 この2点で、西がいつもなら、相手が床田だし、勝負を読んで、切れてしまうところ、この試合は、珍しく、辛抱強く立ち直って見せた。 そういう姿に打線が呼応したわけじゃないかもしれないが、それが4回の逆転につながり、強いては、チームの勝利、西の勝ち投手に繋がっている。 満塁で出た、北條のどん詰まりのポテンヒットから、前述の小園のエラー同然のプレーでの逆転打と、幸運も大きな要素だった。 その後西は、7回のマクブルームを討ち取ったところで、お役御免。 坂倉、小園に渡邊雄大を当てる。 こう言うリレーも今までは見られなかった。 坂倉との相性、渡邊雄大が左の変則で、こういう場面こそ、彼を獲ったことの意味がある場面。 思えば、開幕戦も村上に渡邊雄大を投入していれば、と未だ考えてしまう。 だが、シーズンを折り返して、やっと、タイガースベンチもこう言う使い方を考えられるようになった、って遅すぎないか? この後、湯浅、岩崎がカープ打線を抑え込み、やっと、やっと、やっと、カープに勝つことができた。 これで苦手意識が払拭されたとは思わないが、借りた借りは、しっかり返さなくてはいけない。 カープであってもミスをすれば負ける、それを肝に銘じて、しっかりした野球、「俺たちの野球」じゃないかもしれないが、しつこく、泥臭く、1点を取る野球を確実にやれば、借りは返せていける、そう言う思いは感じたはずだ。 まず、次の試合に勝つことが重要。 雨天中止で2試合になったから、1勝1敗では、意味がない。 桐敷にプロ初勝利をプレゼントするためにも、しっかり援護してやらなくてはいけない。 ぐぁんばれ!タイガース |