2022.09.01 Thursday
8x−0 対広島 才木が見せる、来季の光明
才木が6回を零封。
雨のおかげで、6回途中でコールドゲームとなった為、6回表を完了し、その裏の打席で代打を送られたが、才木が完封・完投勝利と記録されることになった。 まぁ、完封・完投は雨に助けられた形だが、6回表までの才木のピッチングは、それに値するものでもあった。 ストレートの威力、フォークの落ち、ストライクゾーンに投げ込む度胸、全てにおいて、カープの打線を上回り、力で抑え込んでいた。 この才木は、TJ手術明けのため、大事に使われてきている。 それでも中10日を守って起用される試合全てにおいて、クオリティスタートを記録しており、そのピッチングの津から強さを見せている。 TJ手術から3年で完治した選手は、TJ手術前よりより強固になり、球に力が出てくると言う。 そうでれば、来季の才木が楽しみでしかない。 今のピッチングが、もう一段上がり、ローテで回るようになれば、それはタイガース投手陣の中心になっていくだろう。 藤浪が復活し、西純矢が順調な成長を見せ、森木が無限の可能性を見せた。 これに、才木が加わる。 安定の、青柳、伊藤将という左右のローテピッチャーに、来季の去就は定かでないが西勇輝がいる。 外人当初のガンケルも継続して、来季も先発ピッチャー入りするだろう、(ウィルカーソンは微妙) 下では、及川が先発の調整をし始めている。 それ桐敷、村上と上を狙う若手もいる。 遥人、秋山がいなくてこの状態だ。 もう、来季のローテは盤石と言っていい。 中継ぎ抑えも、浜地、湯浅、ケラーの方程式に、岩崎、岩貞、島本の左3枚。 右いで、加治屋、小林、これに来季が微妙であるがアルカンタラ、これに若手の岡留、小川までいる。 加えて、変則枠で、渡邊雄大、岩田という左2枚までいるんだから、間違いなく12球団1のスタッフだろう。 もう、馬場、斉藤、小野、望月あたりは、立場が危うくなってくる。 下手すれば、現役ドラフトの候補になりかねない。 それほど充実するピッチングスタフの頂点に、才木が君臨する日が来るかもしれない。 そう感じさせるほどのピッチング。 現在のエース青柳、復活の藤浪、それに才木が加わるエースの座の争奪戦。 それを来季見てみたい。 来年のことを言うと鬼が笑うかもしれないが、それができれば、間違いなく来季タイガースは優勝を争う。 打線が奮起すれば、ぶっちぎることも可能と思えるピッチングスタッフだ。 まずは、3位以内を確保し、CSでこのピッチングスタッフに物を言わせ、下剋上を成し遂げること。 それが、今年残り少なくなった、タイガースができる目標となる。 それには、次の讀賣戦もしっかり勝ち抜きたい。 戸郷に勝たせては、青柳に申し訳ない。 去年も久里と最多勝を分け合ったのは、打線の援護が足りず、青柳を勝たすことができない試合があったから。 今年は、戸郷に勝たすわけには行かない。 しっかり、西を援護して、それが青柳の最多勝へのアシストになることを頭に入れたい。 ぐぁんばれ!タイガース |