2022.10.10 Monday
3−2 対横浜DeNA CS1st 第3戦 薄氷を踏んで、ファイナルへ
MVPは、西純矢かな。
昨日の試合と」連投になったが、しっかり役割を」果たした。 このファーストステージで、第2先発的役割でブルペン待機となったが、ペナント終盤では、一番安定したピッチングを見せていた。 本当は、この3戦の先発予定でも良かったかもしれないが、その西純矢を切り札的に使えるブルペンへ入れたのは正解だった。 この試合、先発の才木もいい立ち上がりをしたんだが、タイガースがチャンスを潰す中、宮崎に先生ホームランを許し、3回も関根、楠本の連打の後、ワイルドピッチで追加点を与えるという重苦しい展開になった。 しかし、この後1死1、3塁のピンチで、代わった浜地が、牧をダブルプレーに取ったのが大きい。 ある意味、流れを変えたピッチングとも言える。 浜地が、第2のMVPだね。 それが、4回の佐藤輝の追撃の一発につながる。 そうして、1点差の6回に、逆転劇が起こる。 そのきっかけは、この日スタメン起用された北條のツーベース。 19年のCSのこのカードでの活躍が蘇る。 そのセカンドランナーを送ろうとした近本が、これを失敗して追い込まれる。 初球なんか、高めのボール球なのに、これをバントに行って、危うくファールフライになるところ。 近本くらいだと、バントはあり得ることなんだから、ちゃんと練習させとかなくてはいけない。 まぁ、失敗して追い込まれて、ヒッティングに出たのが功を奏したんだけど、それは結果で、意図した点の取り方じゃなかったことを反省しないといけない。 まぁ、ラッキーもあって同点で無死2塁のチャンスが続いた。 ここで、横浜は、濱口を諦め、入江へスイッチ。 ここで4番大山にバントのサイン。 これも初球の高めのボールをキャッチャーファールフライにして、失敗。 どれだけ大山にバント練習させてきたんだろうか。 この場面、最初から大山にバントの構えをさせた。 バントとわかれば、一番フライになりやすい高めのストレートを投げるのが定石。 それを日頃バントの練習なんて、ろくにやらしていない大山に決めろというのが無理がある。 バントの構えで誘って、バスターという策を考えられなかったか? 右打ちが上手い大山だ、バスターで右打ちさせれば、最悪でもランナーが進む。 まぁ、そういう想定練習なんてしているところ見たことないから、無理なんやろなぁ。 その大山が倒れた後、このシリーズ不振だった原口が、粘ってレフト前へ逆転のタイムリーが出た。 こういう一打が出ると、流れがタイガースに来る。 そうして、6回の裏、岩貞が2死を取ると、バッター牧の場面で西純矢を投入。 牧にヒットを打たれるも、宮崎を打ち取り、この回を凌いだ。 その西純矢に打順が回った7回に、代打を送らず、西純矢に打たせる。 その西純矢がエスコバーから2ベースを放って、1死2塁のチャンスを作った。 中野が倒れて、2死3塁で熊谷の場面。 どうしても追加点が欲しい場面だけに、ここは代打・マルテという手があったんじゃないだろうか。 このシリーズで積極的な采配をするようになった矢野監督にしては、この場面でもう一手足りなかったように思う。 それでも西純矢が7回を抑え、8回まで続投した。 西純矢からダイレクトに湯浅に繋ぐという考えだったんだろう。 8回の横浜は、桑原に回るし、大田泰も控えているから岩崎は危険すぎる。 藤浪は、万が一延長になった時の大事な駒だから、ケラー、西純矢の2択で、西純矢の続投を選んだのだろう。 その西純矢が四球の関根を桑原に送られ、2死2塁のピンチを迎えると、初戦と同様、湯浅を繰り上げて投入した。 その湯浅が、佐野を打ち取り、そのまま9回へ。 9回に1死満塁のピンチを招くが、代打の藤田をダブルプレーに打ち取りゲームセット。 このピンチを乗り越えたことは、湯浅にとって大きな財産になる。 来季のストッパーに向けて大きな経験をした。 これで、なんとかファイナルへ進出。 水曜日からスワローズとファイナルを戦うことになる。 まぁ、今週も野球を楽しむことができるってことだな、 初戦は、西勇輝、2戦が藤浪ていう順番になるのか? まぁ、失うものはないんだから、思い切って楽しんで戦えばいい。 ぐぁんばれ!タイガース |