2023.07.01 Saturday
3−0 対讀賣 Gキラー 伊藤将司
伊藤将司のGキラーぶりは、本物やね。
前日、嫌なサヨナラ負けの後、讀賣も菅野を立てて連勝を狙う一戦。 その讀賣の勢いを受け止めて、跳ね返すだけの相性の良さがあった。 試合は、立ち上がり、さしてよく見えない菅野であったが、タイガース打線を自分のピッチングに引き摺り込んで、上手く打たせて、凡打に切って取る。 タイガース打線も菅野のピッチングに惑わされることなく、自分の打撃をしていけば攻略もできただろうに、菅野の土俵に引き摺り込まれて勝負するから、菅野の思う壺のごとく、打たされる。 そうした援護が期待できない中、伊藤将司は、讀賣打線に対して、見事なピッチングを繰り広げる。 中盤から、審判の判定が、菅野に対しては広いストライクゾーンが、伊藤将司に対して、極端に狭くなったのも、そのピッチングで堪えて見せた。 結局8回に代打を送られ交代となったが、7回を99球で、4安打無失点で投げ切った。 援護は、4回の大山の一発の1点だけであったが、それを守り切る見事なピッチングを見せた。 これで、間違いなく伊藤将司は、ジャイアンツ・キラーとして名を残すんじゃないか。 打線は、9回に菊池を攻め、ノイジーのタイムリーと相手のエラーで2点を追加し、試合を決定づけた。 まぁ、菅野の後の継投に問題を抱える讀賣が、菊池に頼らなくてはならないのは、助かったよなぁ。 ここをしっかり切り抜けられれば、9回の裏を1点差で迎えることになり、タイガースも不安があったから、何が起こるかわからんかった。 前日の嫌な負けを引きずらずに、この試合を勝ち切ったのは大きい。 それも、これも、讀賣を抑え込んだ伊藤将司のピッチングによるところが大きい。 この伊藤将司に続いて、才木が讀賣打線に対して、力で抑え込んで、カード勝ち越しを狙いたい。 打線が心許ないが、ノイジーが上がってくれば、後は佐藤輝の復帰待ちになる。 この日、ヒットはなかったが、前川は、相変わらず振れている。 ミエセスも、ボールを振らず、チャンスメークできる四球を選んだり、1発の怖さもある。 しばらくは、ライトを前川固定で、レフトをノイジー、ミエセスで争わすことになるか。 そうなると、サードだけやなぁ。 糸原の打撃が、狂っているから、渡邉諒くらいしかいないんよねぇ。 最悪、木浪をサードに、ショートに小幡ってことも考えなくてはいけないか? ノイジーは、サードの練習はしてないのか? 本職はサードなんだから、サードにノイジー、レフトにミエセスというのも考えられるのだが。 まぁ、佐藤輝が一刻も早く、戻ってくることが一番なんだけどなぁ。 ぐぁんばれ!タイガース |