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7−1 対東京ヤクルト 高津臣吾に告ぐ
 いつから、こんな球団になってしまったのか?
 東京ヤクルトスワローズ。
 もう一つの東京の球団と違って、驕り高ぶることなく、真摯な態度で野球に臨み、ファミリー意識の高い、スマートな球団のイメージだった。
 
 それが、こういうデッドボールもいとわない、暴力的な球団と推してしまったのは、何はともあれ、指導者である高津臣吾監督に責任がある。
 今、セ界一、汚い球団になってしまった。

 いつも、高津臣吾は言う、「攻めた結果だから」「⚪︎⚪︎が武器のピッチャーだから」、「当てようとしてるわけじゃない」「狙っていない」。
 確かに、そうなんだろう。
 ただ、わざとでなければ、狙っていなければ、当てていいってことじゃない。
 攻めた結果なら、当てていいってことじゃない。

 ⚪︎⚪︎を武器とするピッチャーなら、その武器をコントロールできてこそ武器だ。
 コントロールできない武器は、凶器以外の何者でもない。
 攻めるなら、攻めるだけのコントロールを身につけるべき。
 しかも、大差の9回で、そこまで攻める意味があったのか?

 スワローズの死球の多さは、ダントツ。
 他球団の1.5倍ほどある。
 それは、「ぶつけるつもりで内角を攻めろ」「攻めての死球は、しょうがない」と言った指導が行われているからなんだろう。
 それ故、高津は、悪びれず、そういうコメントを出す。

 こういうことをしていると、いずれ報復にあう。
 その報復は、選手が受けるのだ。
 例えば、来年スワローズがいい位置にいて、優勝の可能性がある時に、村上が死球で、離脱となる、そうなった場合に、「相手も攻めて来ている結果だから、仕方がない。」と言って済ませるんだろうか。
 その原因は、高津の指導によるところから来ているとしても。

 最下位ヤクルトを立て直し、2連覇に導き、名将の名も得ようとしていたのに、残念なことだな。
 確かに、ヤクルト投手陣の技量からすれば、厳しい内角攻めをしないと通用しないのかもしれない。
 ただ、そこの技量を高めることをせず、いたずらに内角を攻めさせているとすれば、高津は単なる愚将でしかない。
 
 こういう、死球の報復合戦を呼ぶような攻めを平気でやらせているとすれば、早々に野球界からお引き取り願いたい。
 そういう人間に、プロ野球の、いや、野球の指導者たる資格はない。

 試合は、佐藤輝、森下のホームランや、伊藤将のマッダックス未遂の完投で完勝したのが、近本への死球で消し飛んだ。
 後は、近本が軽傷であることを祈るだけだ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:50 | comments(0) | - |