2023.09.05 Tuesday
8−2 対中日 近本のために
アレに近づく中、タイガースベンチに2人の姿がない。
梅野も近本も卑劣な高津スワローズの死球攻撃にあった。 梅野は、今シーズンの絶望が伝えられ、近本は、打撲で済んだものの、この日のベンチを外れた。 讀賣の高梨に肋骨を折られてから、復帰した後のことなので、大事をとって欲しい。 近本まで長期離脱になれば、目も当てられない。 その、近本を安心して、養生させるためにも、しっかりとした戦いをしなくてはいけない。 その近本を欠いたこの日の試合。 代わりにトップバッターに入ったのは、森下だった。 島田や小野寺の声もあったが、前回の近本離脱時にトップバッターとして、現在の活躍の基を築いたのが認められたか。 その森下が、初回にいきなりヒットで出て、打線に火をつける。 続く中野のスリーベースで、あっという間の先制点だ。 この1点で終わらず、相手の拙い守備にも助けられたノイジーの打球と坂本の犠牲フライで初回に3点を挙げた。 ノイジーは、この日は、右方向の意識が高く、いつものチャンスで力んでポップフライと言う打撃が影を潜めた。 初回のセカンドゴロエラーを呼んだ打球も、右方向へ強い打球を打ったからこそで、 3回のライトフェンス直撃の2ベースもそういう意識が打たせたものだ。 こういう打撃ができれば、もっと率も上がるし、打点も稼げる。 大量援護に守られた西勇輝は、7回まで91球で安打、2失点で、久々の勝ち投手、6勝目を挙げた。 まぁ、いつも通り、細川には、打たれまくったが、要所を締めた投球が光った。 点差から完投も望めたろうが、8回を浜地、9回をブルワーに繋いで勝利した。 広島や横浜が、連日勝ちパターンのピッチャーを注ぎ込む戦いをしていて、完全に中継ぎが疲弊しているのを見ていると、ここで勝ちパターンの中継ぎを3日間も休ませることができるタイガースに余力があるように見える。 それは、追いかける広島から見ても同じ様に映るはず。 そうした、優勢を持って、週末の直接対戦に臨みたい。 それには、あとひとつ。 久々の才木で、キッチリ、いい戦いをしたい。 近本が、万全で戻ってくる時の為にも。 ぐぁんばれ!タイガース |