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5ー6 対 讀賣 M26 リピートする嫌な敗戦
 しかし、オールスター前の負け方の繰り返しだったな。
 あの時も伊藤将司。
 7回まで完璧、完投・完封も考えられる状況から、打たれ始め、焦ってネルソンにスイッチして、リチャードに同点弾を喰らい、5点のリードを追いつかれた。

 この日は、6回だ。
 この日の伊藤将司は、あの日と同じ、ほぼ完璧に抑えており、球数も少なく完投・完封ペースだった。
 あの日違うのは、坂本の代打スリーランで、一気に3点を返されたこと。
 ここで、タイガースベンチは、伊藤将司を諦め、及川にスイッチした。
 6回2死で、85球、被安打4で無四死球、この回の3失点のみで、交代となった。
 
 ただ、ここで後アウトをひとつ取るために、及川を投入しなくては、ならなかったのか。
 残り3イニングあるのに、ここで及川を使ってしまっていいのか。
 最後は、石井大智としても、他の2イニングが見えない。
 この時点では、及川に回を跨がせる以外に手はなさそうに思えた。

 ところが、7回にタイガースが1点を追加し、2点差になったことで、様相が変わる。
 タイガースベンチは、ここでハートウィクを7回に起用した。
 この時、少なからず、不安を覚えた。
 7回の攻撃で、森下のタイムリー3ベースで1点を追加した後、1死3塁のチャンスを生かせず、1点止まりで終わっていた。
 讀賣は、、坂本の3ランで、反撃の意気が上がっている。
 ピンチも1点で凌いで、まだまだ行けると言う意欲と勇気が湧き出ている場面だ。

 本当なら、及川の続投か、ここで石井大智を投入して、讀賣の反撃の意欲を、ピッシャリ封じてしまわなくては、ならない。
 ここをコントロールに一抹の不安を持つハートウィクに任せて大丈夫なのか。
 ここを凌いでしまえば、讀賣は、大勢、ライマルの2人以外で、8、9回を継投しなくては、ならなくなる。
 タイガースの追加点のチャンスも大きくなる。
  
 前半戦の藤川球児監督なら、ここは、間違いなく石井大智を投入していたんと違うか。
 この試合を勝ちに行くなら、この場面で打てる最善の手じゃないかと思う。
 ただ、次善の策の及川の回跨ぎも、余裕があるせいか、防ぎたいと思っているんだろう。 
 石井大智もできれば、9回を任されるようにしたいと思っているんだろうから、ここでは、使いたくないと言う事だったんだろう。
 それゆえの、ハートウィクの投入だった。
 そこには、あわよくば、ハートウィクで、抑えられればと言う、裏付けのない期待しかなかった。

 そう言う、あわよくばは、だいたい裏目にでる。
 結局、ハートウィクは、甲斐を歩かせ、代打の中山に同点2ランを喰らってしまった。
 これで、流れが讀賣に傾いた。
 追いついた讀賣は、大勢で8回を凌ぐと、湯浅から、決勝点を奪い、ライマルで逃げ切られた。

 まぁ、同点で石井大智まで使わされて、延長で、負けるという最悪の事態まではいかなかった。
 ただ、この試合を勝ち切るつもりが有れば、7回を石井大智で讀賣の意気を消沈させるべきだった。

 攻撃では、7回に森下のタイムリー3ベースで1点追加の後のチャンス。
 坂本がバッターボックスの場面。
 ここで、勝負に行くなら、代打も考えられる場面。
 同じく、この試合勝ち切る気なら、いくら今年打っているとは言え、坂本に代打で勝負に出るべきだったかも知れない。
 満塁だけに、木浪でもいいし、前川でも良かった。
 ここで、さらに得点を追加できてれば、7回の裏は、ハートウィクで良かったんだろう。

 まぁ、この敗戦が態勢に影響する事はないだろう。
 ただ、CSで讀賣と戦うことになった時、あまりいい気がしない、そういう禍根を残すだろう。
 これを払拭するには、次の試合で、タイガースらしい野球でしっかり勝つしかない。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:41 | comments(0) | - |