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1−3 対 読売 開幕戦の初球を打って出る賭けに敗れる
 いよいよ始まった。
 連覇を目標とするシーズン。
 下馬評は圧倒的にタイガースの連覇を予想する。
 ある意味勝って当たり前のシーズンになる。
 このプレッシャーは、かなり球児監督も感じていることだろう。

 そのタイガースのペナントレース初戦。
 対する讀賣は、開幕戦のピッチャーをドラ1の新人・竹丸に託してきた。
 山崎伊織が出遅れ、戸郷が2軍落ちの中、苦肉の策でもあるのだろう。
 タイガースが初顔に弱い、左ピッチャーを苦手にすることが多い、そういうデータに頼ったところもあったのかもしれない。

 その竹丸のプロ初登板の初球、これを近本が打って出た。
 これが浅いセンターフライになって、易々と竹丸に1死を与えてしまった。
 プロ初登板の新人投手が開幕戦で投げる初球だ。
 まずは、球を見極め、データとの擦り合わせを自分の中で行う作業をするのが常道だと思う。
 
 それをせず、初球を打って出た近本の意図はどこにあったのか。
 ひとつは、いきなり撃たれて、ランナーを出せば、新人ピッチャーを、初回で潰せる可能性が高い。
 あの一打、近本は打ち損なっている。
 あれが、綺麗に捉えて、ヒット、しかも長打になっていれば、それこそ竹丸を1回でマウンドから引きずり下ろせたかもしれない。
 ただ、結果、あれがセンターフライで、1球で、1氏を竹丸に与えてしまった。
 これが、竹丸に落ち着きを与え、その後の好投をもたらしたと言っていい。

 この試合の勝敗を分けたもの。
 キャベッジの後の松本剛の粘っての四球、佐藤輝の不発、いろんな要素はあったかもしれないが、この初回の第1球目を打って出た結果、その明暗が勝敗を分けたと言っていいのかもしれない。
 逆に讀賣は、先頭のキャベッジが村上から一発を放ったことで、少なからず村上に動揺を与え、松本剛に四球、泉口にエンドランを決められて、さらなるピンチを招いた。
 村上くらいの実績も、経験もあるピッチャーが、最初のアウトを取るまで、こうも苦労するんだ。
 それを、新人の竹丸に、易々と1死を与えてしまった、それがこの試合の勝敗を分けたと考えている。

 まぁ、逆になっていれば、逆の目も出ていた可能性が高いのだから、一種の賭けに出た結果だとも言える。
 ただ、戦力的にも、実力的にも上だと言われているタイガースが、そういう賭けに出る必要があったのかという疑問は残る。
 もっと、じっくり、、竹丸の球を見極めてから、打って出るという、どっしりとした構えで良かったように思える。
 それも、開幕戦と言ういう特殊な雰囲気がそうさせたのかもしれないなぁ。

 まぁ、開幕戦で、讀賣に、「戦える」と言う変な自信をつけさせ、キャベッジとダルベックを乗せるような一発を打たせたのは、あまりよろしくはないんだけど、1敗は、ただの1敗でしかないと、割り切って切り替えるしかない。
 次もハワード、3戦目は、山城というタイガースが嫌がるようなピッチャーを用意して来ている。
 佐藤輝、大山が当たっていないのは、心配だが、高橋遥人の無双ピッチングが見たいところだ。
 頑張れ!高橋遥人。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:56 | comments(0) | - |