2009.04.15 Wednesday
2-9 対中日 不幸は風船を膨らます隙にやってくる
7回の裏、恒例の風船飛ばし。
それに備える観客が、風船を膨らませ始めると、必ず相手チームの猛攻が始まる。 それは、7回の難しさ。 先発が一定の投球数に達し、疲れがでる。 何故か打順のめぐりが良くなったり、代打が使いやすい打順だったり、継投が難しい場面でもある。 そんなこんながあって、攻撃側には「ラッキー7」などという言葉が生まれてきたのだろう。 思えば、この7回に球児をも持ってきた、05年のJFKが最強の防御の布陣だったのかも知れない。 相手の反撃の芽を摘み、自軍に流れを引き寄せる。 あの時の、球児の速球にはその勢いがあった。 翻るに今季は、その役割を担える駒はない。 先発に出来るだけ長いイニングを任せるという方針は、先発が打ち込まれるまで代えないという、逆に言えば、打たれてから代える結果論的継投に陥っている。 前任のことを言っても仕方がないが、岡田前監督ならシモヤンは6回までで、7回頭から継投に移っていっただろう。 江草、渡辺がリードしててもされてれも登板する、しかもランナーを置いての場面でマウンドに登ることが目に付く。 この辺の整理は、必要となってくるだろう。 しかし、流れをは、5回裏。 1死、2,3塁での平野のバッティングだろうね。 平野のフジモン化が気になる。 平野のやることは、綺麗なヒットを打つことより、汚い打球を打つことなんだ。 あの場面は、ボテボテでもかまわんからゴロを打てば、1点入る場面。 汚い打球を打つ業を磨かないと、2番バッターには、なれないよ。 ここで手放した流れが、7回のドラゴンズの汚い当たりがヒットになるという現象を引き起こしているだろうからね。 しかし、10試合終わって3勝6敗1分。 この成績をどう思うか。 新任監督の授業料と考えるしかないのだが、授業料をいつまでも払う気はない。 そろそろ卒業して、回収にかからないとね。 ぐぁんばれ!タイガース |