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3―2 対東北楽天 マー君に負けるな!
 しかし、いいピッチングだった。
 ノー・ノーやられるかと、思った。
 昨日の今日で、昨日書いたことがほんとうに起こりそうで怖かったよ。

 タイガースも、ワンチャンスで逆転。
 下位打線の4連打は見事だった。
 マー君が唯一投げにくそうにしていた桧山が突破口を開くスリーベース。
 葛城は前進守備の1,2塁間を破るタイムリーで同点。
 これも、その直前のイーグルスの攻撃で、スクイズ失敗、切り替えた1,3塁でのエンドランの失敗でダブルプレーで無得点に抑えたのが大きい。
 1点差を守ろうと、前進守備を敷いた結果の1,2塁間突破タイムリーだった。
 そういう意味では、あの回のイーグルスの攻撃が流れを変えたと言っていい。

 続く、無死1塁での狩野。
 当初送りバントの作戦が、ファールとなり、切り替えたバスターもファールで追い込まれる。
 しょうがなしに、エンドランに変更が、項を奏し、低目を合わせた打球が、外野の頭を越えてシリーベース。
 これで逆転。
 これだけサインプレーを失敗しているのに、結果が逆転の3塁打となるんだから、変わった流れって言うのは恐ろしい。
 この狩野を、平野がセンタ前に詰まった当たりで、返すのだから、もはや言うことはない。
 見事な4連打で3得点。
 
 この唯一の得点機に挙げた3点で勝てたのは、安藤が1失点で踏ん張っていたから。
 たしかに、イーグルスの攻撃のミスに助けられたかもしれないが、「マー君に負けるな!」と気力を振り絞って、粘投を続けた安藤のピッチングがあればこそだ。
 そういう意味では、今季初めて投打の歯車がかみ合った試合だったんじゃないのだろうか。
 こういう試合を積み重ねないと、逆襲は難しい。
 まぁ、相手がマー君だったからこそ、出来た試合かも知れないんだけどね。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:06 | comments(0) | - |